こんにちは。

鳥羽市地域おこし協力隊の上田です。


1/3、石鏡の弓場の御堂(公民館下)で

弓引きという神事が行われました。
弓引きは、大漁祈願や無病息災、家内安全などを祈る、八幡さんの神事です。

昔は1/11に行われたそうですが、今は漁師以外の職業の方も増えたため
一族がそろうお正月中やろうということで1/3に変更されています。

まずは年寄りから100メートル程谷を挟んだ先の的(赤丸したとこ)に弓を射るのですが、
これが皆さん中々遠くに飛ばしていきます。


的に当ててしまうと、村中に奢らなければならないので当ててはいけないそうです。


皆さん遠くにに飛ばしていました。
 

弓が落ちた家や、拾った人は、今年は大漁だ!ということでラッキーなんだそう。
また、この弓を拾った子供たちはお年玉に換金してもらえるようで
屋根によじ登る子たちがたくさん(笑)
 

矢がどこに落ちてくるかわからないので、私のご近所さんは車にシートをしていました。
本当に当たって穴が開いた、なんてこともあったそうです。
大漁祈願なので、ありがたいけれど大変ですよね^^;


年寄りたちが打ち終わると、今度は若手の町民たちの登場です。

 

家族や息子の雄姿を一目見ようと、町中の人たちが集まってきます。
公民館の周りは、移住者の私には人だかりで大いににぎやかなのですが
おばちゃんたちは、寂しくなったもんだとしきりに呟いてました。


若い衆たちの番になると、

「大漁益々」「村方安全」
など思い思いの願いをペイントした村人役(?)が賑やかし、
5人の若い衆が次々と弓を放っていきます。

 

彼女募集中の切なる願いも・・・

 

長くなりましたので、⓶に続きますが、