第4話 美女がオッサンになった理由
空幕広報室の紅一点、柚木(水野美紀)は美人なのに、言葉使いや仕草がオッサン。どうしてそうなったのか…がメインテーマです。
広報室では、リカが放送された峰永の結婚式企画が好評だったことを報告。
はい、ドーン
片山の口癖を真似る空井。
彼は階級が下の比嘉にも丁寧に接するのに、片山には割りと言いたい事、したい事するんですよね
帝都テレビのリカの後輩の珠輝(ジュエル)と片山の希望で合コンが開かれる。
早速、珠輝は空メールで空井のメアドをGETする。何が何だか分からない空井。
空きゅんポイント!!一応、三十路前の男性なのにどこまで純粋培養なのよ
リカから「空井さん、簡単に詐欺にあいそう」と言われちゃうし。
防衛大学の話題になり…
(比嘉)
防衛大学校は陸・海・空の幹部を育成する学校なんです。片山さんと槙さんと柚木さんが防衛大出身で…。僕のような一般の隊員より上の階級からスタートになりますね。
(リカ)
「つまり、いきなり偉くなっちゃうってことですね。」
※パイロットには防衛大を出てもなれますが、防大卒業後は、陸・空・海どこに行くか分からないので、確実に空自に行く為には航空学生の方がいいらしいです。勿論、最終的に出世出来るのは防大卒の方。つまり、出世がしたくて戦闘機に乗りたい人は防大。より確実に空自に入れて、少しでも長く戦闘機に乗りたい人は航空学生を選択するらしいです、全員ではないでしょうけど。でも、空井大祐が航空学生の道を選んだ理由は分かります。
その頃、広報室では鷺坂と柚木が、第1高射群 機動展開訓練について話していた。
柚木が担当するが、彼女のかつての部下が参加すると告げられ動揺する。
槙(高橋努)の「ポメラニアンみたいな民間の彼女」は本当にいるのかと疑うリカ。
はい、ここで空きゅんポイント!!
リカを防大に誘う空井。まるでデートの誘いをするようにドギマギしてて、やったぁのガッツポーズが可愛い過ぎます
「一緒に防衛大行きませんか?僕、航空学生出身なんで防衛大行ったことないし。企画の参考になればと。…海も近いしいい所らしいですよ。」
「行こうかな」「やったぁ」
ここから空きゅんポイント、2連発!!
ものすご~くマニアック(笑)なんですが、この時の空井の手の動きが好きなんです
あ、リカが報道に応援に行くので暫く来れないって電話のあとです。
で、これですね。またまたしっぽが見えるワンコ・大祐。ご主人さまを探してるワンコにしか見えない~。
帝都テレビに来た空井は、ランチ中のリカを訪ねるが、珠輝から
「あの2人、付き合ってます。女の勘です。男と女の友情ってあるわけないじゃないですか。」
と言われる。
声をかけずにそのまま帰っちゃいました
鷺坂室長と広報室のメンバーとの関係も理想的ですが、リカと阿久津との上司・部下の関係も魅力的に描かれてます。生瀬さんのキャラだからか、鷺坂室長よりコミカルな場面が多くて好きでした。
注意したにも関わらず、応援で行ってた報道局のデスクと喧嘩して戻ってきたリカとの会話。
①「でも!!だって!!だから!!女はすぐそれだ!!うちの女房の口癖だ。」
②「奥さまと何かあったんですか?」
③「実はな…」
④「お前は反省しろ!!」
すみません、生瀬さんで遊んでしまいました。
男も女も関係なく働きたい・女を理由に馬鹿にする男がいたら戦うと言うリカに柚木が言う。
「幸せなお嬢ちゃんだこと。まんまと相手を嵌めて言いたい事言って、さぞかし気分がいいでしょうね。自分はただのヘルプだし?でも同じ場所でずっと働かなきゃいけない子があなたみたいな軽率なことしたらどうなると思う?理不尽だって叫べば叫ぶほど泥沼にはまることもある。自分の知ってる世界が全てだと思わないで…。」
柚木の主張を言い返さず黙って耳を傾けるリカが印象的でした。以前のリカだったら必ず言い返してたと思います。だから空井も
リカの反応を伺ってたし。
最初に配属された部隊で部下との折り合いが悪く、女ということが邪魔にしかならないと思った柚木は、オッサンのふりが板についた。
本当は細かい気遣いの出来る女性らしい人だと思う、と鷺坂から聞かされる。
女を捨てなきゃ勤まらない職場だと見切られるのは、組織としてちょっと情けない。上司としては悔しいものがある。以前の柚木を知っている槙は、もっと悔しい思いをしているとも…。
なぜ、柚木がオッサンのふりをしているかを知ったリカ。
「柚木さんとちゃんと話してみたい」
空飛ぶ広報室第4話②へ続く