みなさま、こんにちは。
中野区 練馬区で行政書士開業を目指しているイイヅカです。
前回は2年目の挑戦ということで、2回目の模試の結果と本試験に向けてどのように勉強をしていたか書きましたが、今回は本試験の状況について書きたいと思います。
11月第二日曜の試験日、昨年と同じ受験会場に向かいました。
昨年の経験から、あまり早くについても中に入れないので、今回は時間に余裕を見ながらも、少しゆっくり目に到着し会場の外で待つことがないようにしました。
教室に入って、試験が始まったら即、頭が動くように肢別過去問集を解いてウオーミングアップをしていると12時半になり、試験の説明が始まりました。
そして13時から試験が開始、私は昨年同様、
民法、行政法、一般常識、基礎法学、憲法、商法、記述の順で解き始めました。
ところが最後の模試同様、いやそれ以上に中々即答することができない、、この場合はどうだっけ、問題の意味がよく分からないぞ・・・という感じで、自信を持って正解を出すことができず、時間だけがどんどん経っていきました。
中でもひどかったのは記述でした。
1問目は訴えの主張のところがあやふやに。
2問目は細かいところで、内容が不足。
3問目は解答に必要なキーワードが思い浮かばずとりあえず埋めただけ。
・・というありさまでした。
そして3時間が経ち終了、全く手ごたえがないまま会場を後にしました。
帰りの電車の中で、この一年間は何だったのだろうという悔しさと、もっと勉強しておけばよかったという後悔と、来年どうしようという迷いが一気に襲ってきて、暗い気持ちになりました。
ただ試験の状況を受けて、自分に何が足りなかったのか、どういう勉強が足りなかったのかについて分かったのです。
それは、自分が表面的な部分しか覚えていなくて、判例の細かいところや背景、条文をしっかり記憶する、という事ができていないということでした。
勉強を始めて2年間、テキストの中でよくまとまっていたことも有り、民法や各行政法が掲載されている六法を手にしていませんでした。
また判例についても、テキストの中に載っていたもので十分と考えていましたが、テキストはどういう事案でどういう結果だったということはよくわかるのですが、背景や裁判の詳細な判決文までは分かりませんでした。
そこで、この2つを徹底すれば基礎的な部分は覚えているので、来年はもう少し成績を上げられるかもしれないと考えたのです。
家に帰り、家族にたぶん今年もダメだったということ、自分として来年は何としても合格するので、もう一年チャレンジさせて欲しいと伝え、了解をもらいました。
当日の18時半くらいから、各予備校の回答速報がネットで始まりました。
今年は昨年の轍を踏まないよう、すぐに採点をした結果、昨年よりは上がったものの予想通り合格には程遠い点数でした。
これで踏ん切りはつき、3年目の勉強を速攻で始めることにしました。
3年目の学習をどのようにスタートしたか、それについては次回書きたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。