私の母が1/20(土)100点歳で亡くなった。大往生とはいえ、今まで存在していたものが急にいなくなる事はやはり寂しい事である。葬式は仏式であったが、昔からの私のいとこ仲間に57年ぶりに会った人もいて、会話も盛り上がり不謹慎ではあろうが一方で楽しかったくちびる

 さて、ザアカイ物語であるがザアカイはユダヤ人であり、税金を取る札束仕事!!つまり取税人の頭(かしら)とあるから、さしずめ今でいう所の税務署々長の待遇であろう。今の時代であれば国家公務員であり「私は税務署に勤めています」と言うだけで「安定した職業で羨ましいですね〜」となるが、この当時はとんでもなく嫌われ者で時代的背景からいうと、ユダヤの国はローマ帝国の植民地であり、彼はローマ帝国から任命を受けて自分の同胞であるユダヤ人から税金💰➕手数料と称して、かなりの額を上乗せ札束札束して徴収し、定まった金額のみをローマ帝国に納め後のマージン(手数料)は全額自分のポケットの中に入れるのが通常であった。その結果自然にお金が貯まり「金持ちであった」(ルカによる福音書19:2)。ザアカイの住む、エリコの市民は彼の事を毛虫🐛のように嫌い「向こうからザアカイがやって来たぞ〜みんな逃げろ〜」と蜘蛛の子を散らすようにして逃げ去るのである。挙げ句の果てには友達がみんな離れてしまい、まさに天涯孤独である。

 しかしザアカイは自分の事は自分が一番よくわかっており「オレは嫌われ者で、みんなが嫌がる取税人の仕事など早く辞めて、みんなからもっと喜ばれる笑仕事に就きたい」と一人でモンモンと悩んだ事であろう!?

 イエスは言われた「よく聞きなさい。取税人や遊女はあなた方より先に神の国に入る」(マタイによる福音書21:31)。取税人や遊女や羊飼い🐏は、神に見放されてしまった輩、アムハーアーレッツ(地の民)であるにもかかわらず、彼らの方がパリサイ人、律法学者よりも、先に神の国に入ると断言してくださっている十字架イエスは何を根拠にして、それを言われたかというと、取税人や遊女は、本当に謙虚である下矢印下差し「自分のような仕事を常日頃からしているものだから、嫌われ者になってしまった。これも自業自得だから仕方ない事だ…」もしもの時には自分は真っ先に黄泉に下るだろう〜、身から出たサビだ!!と受け入れている。本当に謙虚なのである!!

 かたや律法学者・パリサイ人とは学者さんだからユダヤ教の根幹をなす律法を解釈する学者。またパリサイ人は語源的には「パリサイ」とは、律法を守らない輩から、自分たちを「分離」するという意味がある。つまり君たちとは違うので一緒にしないでくれ!!という意味でありお高く止まっている。要するに宗教者として神に仕える仕事をしているのだから「自分たちこそが真っ先に天国へ入るだろう」とプライドが高いのである。ところが神は「…人は外の顔かたちを見、主は心を見る」(サムエル記上16:7)。イエスはその事を見事に見抜いておられる。

 ある日イエスがここを通られるという、噂を聞いていたザアカイは、イエスが今来られたのでこのチャンスを逃す手はないと思いとっさにいちじく桑七夕の木🌲によじ登って一目でもいいのでイエスを自分の目👁️で見ようと、伺っていた。するとイエスは「ザアカイよ急いで降りて来なさい。今日あなたの家🏠に泊まる事にしている」(ルカによる福音書19:5)

ザアカイの所にぜひご自分の名前を入れてぜひ音読してみてください。

 去年世界🌎の人口が80億に達したばかりである。わずか80億分の1の生命でもその人格を尊重してくださり丁寧に扱ってくださる方なのである十字架それにしてもなぜ名前までも知っておられるのであろう。彼のような取税人とはだれ一人として付き合いたくもなかった。それなのに「イエスだけは、こんな私とも分け隔てなく付き合ってくださるラブラブ名前も呼んでくださった」自分が嫌がられ煙たがられる存在である事はザアカイ自身がよくわかっている事ザアカイの心❤️は喜び驚いた事だろう。

 探し出してくださる価値もない私たちであるが、イエスの呼びかけに答え続けて行く者でありたい。  高屋澄夫






🤳上→精進料理屋さんで身内のみ

🤳中→中国の広東料理の定番はとの丸焼き🤣まさに命を頂く境地になるらしい

🤳下→団子🍡今までに一番美味しかったらしい