今思えば綺麗に導かれていたと感じる。

その方との出会いまで、人間、金銭、すべてがそこに通じていた。

摩訶不思議な出来事。


作品を作ってプレゼント。

そして握手をする。


その瞬間、その方の心が透けて見えてしまった。

崩壊寸前の状態。 

言葉にするのは難しい程、美しい心。

そして触れてはいけない、とある存在も感じる。


『助けなければいけない!!』


そう思い、会場を後にしようとするが、その方が握手の手を離してくれない。。。


会場の方が私を引っ張り無理矢理剥がされるが、手を離さなかったのは向こうの方だ。


『どうやって助けるか。』


そればかりを考え会場を後にした。