先週前半バタバタしていたのと後半以降はあまり体の調子が良くない日が続いたりで、選挙後ブログを書けないままあっという間に一週間以上経ってしまいました
で、いざ記事を書き始めても、文章をまとめるのに何日もかかってしまうタイプでして、なんとも上手いこといきませんね.。oO(本当は金曜日あたりには記事を投稿するつもりだった、なーんて)
ですのでどうしても今更な感想とはなってしまうのですが、都知事選とその結果に対する自分の思いを記事にしたいと思います。
まずはひまそらあかねさん、お疲れ様でした!
選挙という、普段とはまた違った厳しい「戦い」を、応援する人々の期待を背負って最後まで戦い抜いてくださり、本当にありがとうございました。
そして暇空茜さん、おかえりなさい。
早速、本来やってきたこと……同じような思いを抱えつつも、様々な事情から同じように戦うことはできない、多くの一般人たちの“代表”として立ち向かってきてくださったこと……の、続きに再び手をつけられていて、その切り替え力と行動力に感服するばかりです。
仕事ができる方って、とにかく切り替えが早い人が多いですよね
これからはまた「ポップコーンとコーラを持って、観客席から」という形になりますが、今後も暇空さんのことを応援していきたいと思います。
顔出しなし、街頭演説なし、メディアでの取り扱いほとんどなし。
特定の有名インフルエンサーや、多額のお金を貸し付けてくれるような大手企業に推されていたというわけでもなし。
さらに、今まで対弱者NPOやLGBT・再エネ関連団体などの抱える、利権や「公金チューチュー」といった闇を知らなかったり(注:きちんとしたクリーンな活動をしている団体を非難するつもりはありません)、幸いにも(←皮肉です・苦笑)今まで自分の大切なものに対する理不尽な攻撃を受けたことがない方への……、
偏った報道しかしないオールドメディアを情報源としている年配層、それから政治に関心が少なく、SNSなどの自分の興味ある界隈の狭い世界で、エコーチェンバー現象に陥りがちな若年層にとっての……、
そういった方々への知名度がほとんどない中での、「ハンデある」厳しい戦いでしたね。
それでも、一般人支持者による、ネットや口コミのみといった限られた情報だけで「110,196票」。
繰り返しますが大手ネットメディアや有名インフルエンサーによる肯定的な取り扱いほぼゼロ、むしろアンチによるネガキャンや犯罪レベルの誹謗中傷等もある中で、です。
そんな中、都知事選で投票された方のうち1.6%にあたる人々の支持が集まったのは、素直に素晴らしいことだと思いました
だってメディアの力やスポンサー、それから選挙プランナーといった後ろ盾が全くないにも関わらず、都知事選でどなたかに投票した人100人のうち、一人以上は暇空さんのことを知っているどころか、彼に投票までした、ということですよね?
ということは、少なくとも都内だけでも、それだけの人数の人々が彼の今までの活動に共感していて、それどころか「ぜひ彼にこそ自分の自治体のトップとなってもらって、よりよい東京を作っていくための指揮をとってほしい」と真剣に願っていた、ということですから。
実際にはそれだけでなくて、暇空さんのこれまでの活動に賛同は示しつつも、危険人物をふるい落とすために消極的に現職に投票したり、比較的ひまそらさんと考え方の近いところもある他候補者と公約を比較してそちらに投票したり、中には彼を応援しつつも彼が「政治家」となることは望んでいなかったりした人も、それなりの人数いたでしょうし。
また、今回初めて暇空さんのことを知った都民の中には、彼の活動の意義自体は感じつつも、一見(人によっては)自分への直接的なリターンが分かりづらい「公金チューチュー駆逐・文化の保護」よりも、「(実際に実行されるかは置いておいて)保育の無償化」みたいな、わかりやすく自分の生活に直接すぐ利がありそうな公約を出している人に票を入れた方もいたのでは、とも思います。
……なんだかごちゃごちゃと遠回しな言い方をしてしまいましたが、何が言いたいかというと、今回暇空さんに投票した人はもちろん、それ以外の都民にも、そして、今回残念ながら投票権のなかった他県民にも、「暇空さんを応援してる人は本当にたくさんいるんだ」って分かって嬉しかったってことです!
それが今回、様々な形で可視化されたのは非常によかったんじゃないかなと。
得票という形はもちろん一番わかりやすいですが、今回の出馬をきっかけに初めて、Xやブログ、そして動画のコメント欄などで暇空さんを支持していることを表明した人も大勢いて。
他県民で、投票権がないことを残念に思う人もたくさん目にしてきましたし。
その中には今まではあえて政治に関してノータッチを貫いてきた人もいたりして……日本って政治のことってなかなか気軽に話せない、うっかり誰々を支持しているなんて言ってしまうと、なんかそれだけで下手すると宗教じみたやばい人みたいに思われがちだし、それどころか思想が違う人を認めない過激な界隈の人から、誹謗中傷や業務妨害を受ける危険性すらあって、「普通に安全に」生きるためには政治に関心がないフリをしなければならない人がたくさんいるってことなんですが……。
そういった人たちが勇気を出して声を上げるきっかけになったというのも、すごく意味のあることだったと思うんです。
おかしな利権がはびこっていて、自分たちの税金が不正に使われ、あるべき場所(自分たち自身にも、本当に救われるべき方にも)に正しく還元されていないことに気づいた方。
ジャニーズファンのように、自分の推しの文化や作品が理不尽に燃やされて歯がゆい思いをしてきた人。
自分の仕事や作品を守らなければならないクリエイター。
自分の感情や行動を、支援者を名乗る団体によりコントロールされそうになった被害者の方。
他にも暇空さんのしてきた活動に、何らかの形で賛同できる部分のあった人達。
立場は違えど「何かを奪われる痛み」を知っている人たちが、今まではあちら側からの報復が怖くて黙っていることしかできなかったけど、この都知事選という「非常に応援の声を上げやすくなる貴重な機会」を得て、思い切って(中には初めて)今まで自分の抱えてきた思いを声に出すことができた。
同じ痛みを知る人と、たとえ違う立場同士であっても(例えば、ジャニーズは好きじゃないけど、ああいうやり方で理不尽に文化を潰されるのは許せないし気の毒だったと宣言してくれる人も出てきたように)手を取り合うことができた。
おかしなものをおかしいと思っていて、その変革・改善を望んでいるのが決して「自分だけじゃない」と再確認することができた。
そんな有意義な機会になったのではないかと。
……本音を言うとですね、ネガティブなことを言おうとすればいくらでも言ってしまえるんですよ。
都知事は小池さんのままで、よくて現状維持。何も解決はしていない。
(出馬により暇空さんのことや彼が国家賠償請求で都に勝っていることなどを新たに知った人が全国に増えたことでプラス。都内に11万という監視の目があると知り、無視が難しくなったあちら側の人々にさらに警戒され、以前よりも暇空さんがやりづらくなることも増えそうという点でマイナス。合わせてプラマイゼロ?)
で、不正もジャニーズ問題も、結局変わらないままじゃないか、とか。
今回の投票結果からわかるように、まだまだ多くの人が、都や日本の抱える問題に無関心だったり人ごとだったりということが明らかになってしまって、その現状が恐ろしいし、無力感を感じるとか。
でも、今は都や日本全体で見ればまだまだ少数派の、ほんのささやかなものかもしれないけれど、確かに灯火はともったと思うんですよ。
だから、言霊じゃないですけど、あえてポジティブなことを積極的に口に出していくことで、その炎を消してしまわないようにしたいなと。
まず、出馬という行為自体に、「暇空さんの活動を(ひいては公金チューチュー・NPO等の闇や理不尽な文化炎上事件などを)さらに多くの、幅広い地域・年代の人が知ることになった」という大きな意義があったと感じます。
今までは正直、暇空さんの活動って、ネットニュースまとめで名前を目にして、とか、ジャニーズ問題に言及してくれたのがきっかけでとか、なんらかの出来事がきっかけで彼のことを知り得た、いわば身内的な?限られた界隈の中でしかあまり知られていなかったと思います。
原因の一つは、従来メディアが「報道しない権利」を振りかざしているからなんですけど。
そんな中、今回の件を機に「声を出した」人、たくさんいますよね。
家族、親戚、友人や知人に、暇空さんのことを初めて伝えた人も。
岩下社長や杉田水脈さんなどの発信によって関心を持った人も。
それで初めて暇空さんのことを知って、応援するようになった人、大勢います。
出馬というきっかけがなければ、起きていなかったことですよね。
ちょっと昔までだったら「ジャニオタが、黙ってろ」と言っていた人が、「ジャニーズファンも一緒に、おかしなものに対して声をあげてくれ」と言ってくれるようになったりもしました。
他界隈同士でも、好き嫌いが違っても、信念が同じなら手を取り合えて、団結して立ち向かえるってこと、自分自身の目で確かめられました。
これまで同じ保守思想同士であっても、些細な意見の違いで揉めて分断していく様子をしょっちゅう見てきましたが、暇空さんという「普通に、日本を愛する中道」の人の周りに、保守も中道も、時にはリベラルの人であっても、彼の活動や思いに共感した人が集まっていた。
これってすごいことですよね。
あとはなんて言えばいいんだろう……。
今回の選挙、確かに「日本の首都である、大都市東京」のものではあるんですが、都知事選はあくまで地方選挙ですよね?
もちろん、首都のやること・方針みたいなものは他県のそれよりも、他道府県に与える影響はかなり大きいと思うんですけど、あくまで東京も一自治体。
自分が今までそうだったんですが、そもそも他自治体の選挙に関心を持つなんてことがこれまでなかったんですよね。どうせ自分には関係ないやって。
にも関わらず、都民に限らず全国各地の多くの人々が、暇空さんを応援する声をあげていた。
暇空さんの活動を通して、東京で行われてしまっている不正を知り、関心を持ち、目を光らせるようになった人たちがいて。
東京のことなんだけど、決して人ごとで片付けていいものではないとみなさん理解していて、ひいては日本全国にも共通する問題だと認識している。
決して少なくない人数の日本人が、真面目にズルをせず頑張っている人こそ報われてほしい、日本をもっと良くしたい、守りたいと願っている。
何もしなければずっとそのまま、何も変わらないと分かったから、何か少しでも自分にできることをしようとした人が、たくさんいた、ってことなんですよね。
単純に、私含む大勢の人間に選挙や政治に関心を持たせて、身近に感じるものにしてくれたことにも感謝です。
期日前投票をする人は政治に関心が高い方が多いと思うのですが、暇空さんは期日前投票では大手4候補に次ぐ5位でしたよね。
それだけ暇空さんを支持する層は、心から東京を良くしたい!と思ってる方が多いんだろうなって思えました。
私自身、こんなに投票権がほしいと思った選挙は今までありませんでした。
こんなに政治家(ではないんですが;政治家になろうとしていた人ということでご容赦ください)のことをさわやかに応援できたこともなかった。
今までの選挙って、自分の住む自治体のものであっても、ほぼ毎回が消去法、この人は絶対ダメだから比べてマシなこちらの人に入れるってやり方で選んできましたし。
今回出馬していたのは、紛れもなく「自分自身の心を救ってくれた人」だったんですよ(もちろんそれだけでなくて、彼の本来の活動自体に意義を感じたのも大きいですけど。でなければ感謝はあれど「支持」まではしません)。
何かしてくれそうという期待だけじゃなくて、実際に救ってくれた「実績」があるから、人物に対しての信頼度がケタ違いだったんですよ。
だからこそ、受けた恩を「票」という形にして返してあげたかったな。
本当に残念です。
自分に投票権がある選挙で、(暇空さんでない人でだったとしても)自分自身が心から支持したいと思える、「まあこの人でいいか」じゃなくて「ぜひこの人に!」という候補がいて、その方に投票できた人は本当に幸せ者ですよ!
と、長くなりましたが。
そういった「まだまだ日本人も捨てたもんじゃないな」みたいな兆しが、この選挙戦がきっかけで確実に目に見える形で現れたというのが、普段から日本の現状を憂う人にとっての、心の支えになったらいいなと思います。
今は小さな灯火でも、これを消すことなく少しずつでも育てていければいいですよね。
岩下の新生姜への理不尽な攻撃にみんなが立ち向かった結果、むしろ売り上げが倍増したように、東京都や日本全体にはびこる闇も、大勢の力が集まればきっと明るみに出せると信じましょう。
そのための障害となっている偏向メディアやインチキインフルエンサーに立ち向かうための手段も、結局は多くの人々の気づきだったり、日本人が理不尽なことに対し黙っているだけでなく「主張」する、一人では潰されるので、みんなで声を上げて意思を示す、ということが重要になってくると思うので。
そして何かしらのチャンスがあったら、今回のように手を取り合って声を上げて、それを逃さないようにしたいですね。
音無ほむらさんのように、暇空さんに続く「実戦で戦う」方も出てきましたし、希望はあると思うから。
反対に、選挙後の振り返りフェーズとなってから、なにやらメディアに推されていたはずだったのに隠しきれないレベルでボロが出たり(暇空さんが早くから危機感を感じていたの、さすがの嗅覚だわ)、一見クリーンそうに見えていたけれども新たなきな臭い面が浮き彫りになってきた方たちもいますね
選挙終わり!終了!でなくて、その後の流れというか、人の動きにも要注目ですね。
とにかく、今回の「ひまそらさんの都知事選出馬」が日本を良い方向に変える、一つのきっかけとなることを祈ります。
注:最初「都知事選の感想」を一つの記事として書いていたのですが、読み返したところあまりにも長すぎて読みづらかったので記事を分けました。
(分けても特にこの前編記事は長いんですけど)
都知事選の感想の続きはこちらからどうぞ↓。