ゆずの新曲「Chururi」(ちゅるり)が、5月15日(水)にリリースされましたニコニコ飛び出すハート

 

↑花と人生を中心にしたリアルなアニメーションが美しいMV。
イラストを手がけたケイティ・スコットさんはロンドンのフリーランスイラストレーターで、エルメスのカレ(スカーフ)やテキスタイル(布地)などでも植物を表現したデザインを手がけられているそうです。
 

↑こちらは曲のみ。

ロゴ風のお花、なんの花モチーフなんだろ?ヒヤシンスかな?

コラボのお相手である、フラワーアーティスト集団AMKK(東信, 花樹研究所)さんは、前作「ビューティフル」からのおつきあいとなります。

 

 

 

調べてみたら、新曲は9ヶ月ぶりになるらしくてちょっとビックリ(前作「ビューティフル」が昨年8月23日配信開始)。

 

その間もライブをやったりと活動自体は結構活発にしていたので、いつの間にかもうそんなに時間が経ってたんだなあと。

 

私自身もコロナ以降全く行けていなかったライブに去年〜今年3月にかけては3回も参戦できましたし、寂しさを感じなかったのも大きい。

 

これが自粛期間中(=有観客ライブが行われない期間)のことだったら「そろそろ新曲を〜、供給を〜お願いアセアセ」って枯渇状態になってたかも(笑)

実際は自粛期間中も新曲を発表したり、配信ライブ等で十分に楽しませてくれていましたけどねウインク

 

 

あと、あれですね。

(旧)ジャニーズを応援するようになって以来、アイドルって供給の量もスピードもハンパないんだな……!って驚かされっぱなしですびっくりハッ

もちろん歌手とアイドルは単純比較できるものではないですが。

年齢や活動年数も違いますし。

 

 

 

 

さて、ここからは歌詞を眺めながら、新曲について考察したり聴き込んでいきたいと思います音符

 

 

慣れてきたこの街にも 新しい暮らしにも

→きっと故郷から引っ越してきてしばらく経ったんでしょうね。

 

 

レトリバーは今日も「ゆりあん」で

笑

この部分、動画のコメント欄に書いてくれていた方がいたのですが、この「ゆりあん」とは芸人のゆりやんレトリィバァさんのことではなく、悠仁のご近所のワンちゃんの名前だそうです犬!

 

でも、そのワンちゃんの名前の元ネタって、やっぱりゆりやんレトリィバァさんなのでは……?笑い

 

ライブの時に映像でゆりやんさんがワンコ(ゴールデンorラブラドールレトリバー+首輪に「ゆりあん」と書いた札付き)を散歩させてるシーンとか流してくれないかな(笑)

 

 

遠いスクロール 液晶に映し出す
イヤフォン越し 笑い合う声達

→昔ふるさとで撮った大切な人(家族とか友達とか恋人とか)との動画をスマホで見返してるのかな。

 

愛する街から〜

→このサビで盛り上がっていく感じいいですね!

階段を駆け上がっていきたくなるような、街中でスキップしながら走っていきたくなるような、そんな感じ!

 

 

風の五線譜に乗って “今”を描いてゆく

→綺麗な歌詞だなあ〜。

こういう言葉を見ると、日本人でよかったなあ、っていつも思います。

 

ゆずが得意とする、「過去を一瞬振り返るんだけど、今を見つめ直して大切に生きていこうね」的なメッセージ、大好き。

 

「風」って入ってるとちょっと岩沢くん的な歌詞に感じるけど、悠仁の曲なんだよね。

なんか最近いい意味で二人の境界線(曲の作り方とか歌詞の選び方とか)が溶けて混ざり合ってる感じがしてる。

 

 

描いていたシナリオと 現実のストーリー
「まぁ、これはこれ」悪くないさ

→この曲で一番好きな歌詞です。

 

「ベスト」ではないかもしれないけど、そんな悪いものでもないでしょ。くさらずにかけがえのない日常を生きていこう、っていう。

励まされますねおねがいキラキラ

 

 

街から聴こえる
懐かしい人にばったりかと思ったら 新たな出会いも

↑ここの悠仁の歌い方、かわいらしくないですかラブ

やさしくてやわらかいハスキー声に癒される。

 

 

刻む足音(ステップ)が 暮らしを奏でる

→CMやみんなのうたなんかに使われそうなフレーズ。

昔ダスキンのCMソングになった「マイライフ」をちょっぴり思い出した。

あの曲もいい曲なんだよなー。

 

 

ぶつかって重なって 積み上げてくめくるめくハーモニー
風の五線譜に乗って 君を想いながら明日へ運んでゆく

→ぶつかって〜ハーモ二ー、の部分の悠仁の歌い上げ方、いいなあ。

昔(初期〜2010年くらいまで)だったらこういう部分は厚ちゃんに絶対歌って欲しい!って思ってたけど、本当に北川さん歌うまくなったよな〜。

 

そして「浮かぶイメージを掴む 忘れないこのときを」の部分からなんですが、二人が交互に歌っていって、どんどん盛り上がっていって、最後に二人でハーモニーを決めるまでの流れがまさに「ゆず」って感じで大満足ですルンルン

 

 

 

 

それでは、最後まで歌詞を眺め終わったところで、曲全体を通した感想を一言で言いますと……、

 

こういうのでいいんだよ こういうので(by孤独のグルメ)

 

ですニコニコ花

 

 

もっと言うと、

 

こういうの『』いいんだよグッ照れ

 

ですかねラブラブ

 

 

 

 

ちょっぴりだけマイナスなことも含めて正直に話してしまうと(推しを全肯定するタイプではないので苦手な方はスルー願います)、「NARSUMONOGATARI」以降の曲というかゆずの路線は、


・かっこよさ
・壮大さ
・エモさ(若者受けというか今風というか、な曲調・アレンジや転調の仕方など)
などは充分感じられたし、

もっというと、「なんか新たな境地にチャレンジしたいんだろうなー」という、心意気みたいなものはすごく伝わってきたんだけど、
(あくまで自分自身としては)あまり「刺さらない」曲が多くて。

 

 

あ、ゆずの、特に北川さんの「今までのイメージだけに凝り固まらず、積極的に新しいものにチャレンジしていく姿勢」自体は好きですし応援してます!

曲だけでなく曲のイメージビジュアル面でもそうで、ニューレトロブームの今、「YUZUTOWN」ではドット絵を、「HIBIKI」ではメドレーでvaporwave的ビジュアルをいち早く取り入れていたりとかね(ある意味アイドルよりも取り入れがはやいものもあって感心した)。

 

ただ、ちょっと最近は「等身大」よりもあまりにも「話題性作り(有名芸能人とのコラボMVなど)」「映え」を意識したような曲が多かったように感じてたんです。

特にシングル曲では。

個人の感想ですよ。

自分自身がゆずの曲に求めているものが、そこではなかったっていうのが近いかな(先ほど書いたように、世界観等のイメージビジュアル面では好みのものもあるのですが)。

 

 

実際、2021〜2023年前半にかけては、(あくまで個人としては)「これじゃないかな」感を強く感じる時があって、以前と比べて若干ゆずから離れ気味になっていた時期がありました。

(その後、2023年後半〜は、「原点回帰」的なライブが続いたこともあり気分が盛り返してきていましたが)

 

 

そして実はこの間のライブで「Chururi」のリリース決定発表があったとき、一風変わったタイトル(笑)と、「ちゅるるっちゅっちゅるるっちゅ〜♪」を繰り返す出だしの部分に一抹の不安を抱いたのも本音でして笑い泣きアセアセ

なんかよくわからなそうなのがきたぞ、と。

またオシャンティ(死語)でエモさ追求路線か!?とちょっぴり警戒してしまっていたんですアセアセ

 

 

 

 

でも、蓋を開けてみれば、すごく自分の思う、自分の求めてる「ゆずらしさ」ど真ん中の曲でラブラブラブ

 

 

「あ〜、わかる!」「あるある!」って誰でも経験しているようなことが描かれてて。

 

ふとした瞬間に後ろ髪引かれて立ち止まって、時々過去を振り返りながらも、「でも、きっとあいつも元気でやってるよな、自分もがんばろ」って日常に帰っていく感じ。

 

切ないけど前向きな別れを経験したから、そのちょっぴり痛くてきらきらっとした思い出を大切に、時々辛いこともあるけど今の日々を頑張ってくよ、みたいな。

 

理想だった「ベスト」な毎日じゃないけど、それでも「ま、いっか、これはこれで」と思えるような、あったかくて愛しい日常を歌った曲。

 

 

 

 

きっと自分がゆずに一番求めている部分というのが、孤独のグルメ風に言えば「町で昔からある、ご近所さんに人気のお店で出される、定番の定食ランチ」みたいなものなんでしょうね笑

 

もちろん、時々は「インスタ映えする、若者受けのいい流行りのデコスイーツ」だったり、「一流シェフが今持てる技術を詰め込んだ、斬新な大作の創作料理フルコース」もいいんだけど、それも素晴らしいものなんだけど。

でもそればっかりじゃ疲れちゃう。

美味しいんだけどちょっと舌に慣れない変わったものが続いてしまってたというか。

 

やっぱり、ベタだけど食べ慣れたこの定食が一番大好きなんだよな〜チョキって、必ずそこに帰ってきてしまうような、そんな「原点」「安心感」を求めてるんだと思います。

 

 

 

 

なので、リリース前に抱いてた不安感を払拭してくれたというか、派手さはないかもしれないけど、素敵で爽やかな小品(という言い方が適切かわかりませんがアセアセのような曲をひさしぶりに受け取ることができて、とても幸せな気持ちです。

こういう時ゆずファン続けててよかったって思うし、こういう気持ちになれるからずっとファンで居続けているんだろうなピンクハート

 

私がそうなのですが、わりと昔の(初期後半〜中期くらい?)のゆずや、比較的最近で例えるなら「GreenGreen」「公園通り」「そのときには」「サチアレ(なにわ男子に提供)」路線が好きな方には特におすすめな曲です。
 

 

 

 

※おまけの感想

 

というか、「Chururi」、(旧)ジャニーズも応援する自分としては、なにわ男子のみなさんにも歌ってみてほしいラブ

サチアレとも近い系統の曲だし、このかわいらしい感じ、絶対似合うと思うんだよな〜。

例えば「みんなあれこれ急ぎ足〜」はりゅちぇがかわいいアイドル声でにこにこしてる映像が浮かんでくるし、「積み上げてくめくるめくハーモニー」の部分は和也がハスキー声で歌い上げるの、脳内再生余裕ですよだれ

 

 

 

 

※おまけのおまけ(笑)

 

通常の歌詞には載っていない「ちゅるちゅる」の部分を自分も歌ってみたくて書き出してみたので、せっかくですしどなたかの参考になれば(なるのか笑?)と思って載せておきます爆笑

「Chururi」を知らない人が見たら何かのヤバイ暗号か、もしくはちゃおちゅーる猫うお座の歌詞にしか見えないと思いますが笑い

 

・・・・・・・・・・・・・・・

ちゅるるっちゅちゅるるっちゅ
ちゅるるっちゅちゅるるっちゅ
ちゅるるっちゅちゅるるっちゅ
ちゅーるっちゅー ちゅるり

ちゅるるっちゅちゅるるっちゅ
ちゅるるっちゅちゅるるっちゅ
ちゅるるっちゅちゅるるっちゅ
ちゅーるっちゅー

 

慣れてきたこの街にも〜 〜中略〜 〜送れなかった本音(メッセージ)

 

ちゅるるっちゅちゅるるっちゅ
ちゅるるっちゅちゅるるっちゅ
ちゅるるっちゅちゅるるっちゅ
ちゅーるっちゅー
ちゅーるっちゅー

 

街から聴こえる〜 〜中略〜 〜明日へ運んでゆく

 

ちゅるるっちゅちゅるるっちゅ
ちゅるるっちゅちゅるるっちゅ
ちゅるるっちゅちゅるるっちゅ
ちゅーるっちゅー ちゅるり

ちゅるるっちゅちゅるるっちゅ
ちゅるるっちゅちゅるるっちゅ
ちゅるるっちゅちゅるるっちゅ
ちゅるるっちゅちゅるるっちゅ

ちゅーるっちゅー
ちゅーるっちゅー

・・・・・・・・・・・・・・・

 

……新手の洗脳みたいですみません笑い泣き

これであなたもLet's sing「ちゅるり」笑