
就職・アルバイト ブログランキングへ
日本では、4月から新年度になりますので、春は出会いと別れのシーズンになります。
桜の花咲く季節がやってきました。
あなたは、桜の花が咲くのを見て、どんな気持ちになりますか?
桜の花は美しいと思っても、なんとなく気が重い人は多いようです。
日本で、自殺者数の最も多い月は、3月です。
「ゲートキーパー」とは、本来広義には「門番」という意味です。
昨今、「命の門番」と位置付けられる人が「ゲートキーパー」と呼ばれています。
この狭義の「ゲートキーパー」とは、自殺の危険を示すサインに気づき、適切な対応(悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る)を図ることができる人のことです。
(内閣府)「ゲートキーパー」 について
教育に関わる仕事をしていると、3月に自殺者が多いのは、なんとなくわかる気がします。
卒業と入学による学生の入れ替わりがあって、出会いや別れの多い中、新年度の授業準備なども重なり、うつ状態など心理的に不安定になりやすいです。
桜の花を見ると心が和むより逆に、憂鬱になる教職員の方々も多いのではないでしょうか?
日本では、3月決算の企業が大多数なので、最後の追い込みや、新年度の人事異動、組織変更なども多い時期です。
引っ越しによって環境の変わる人も多いことでしょう。
自分の心の状態が悪い中でも、「命の門番」と位置付けられる「ゲートキーパー」になることを目指すようおすすめしたいと思います。
誰でも「ゲートキーパー」になることができます。
ゲートキーパー養成研修用動画
私も観てみたのですが、「傾聴」が出来ていないと実感しました。
「少し話を聞いただけで、わかった気になって、すぐアドバイスしてしまう」ことが、心のケアの面では良くないことだとわかりました。
「ひたすら聞くことに徹する」のが大切です。
人生経験豊富な年配の男性ほど、「すぐ解決策を提示しようとする」習慣が身についているため、聞くことに専念するのが難しいことでしょう。
【ゲートキーパーは、聴聞に極まる】
話を聞いてあげましょう。

就職・アルバイト ブログランキングへ