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「会社員は社外の人に対して全員が営業マン」
であるべきです。
これは、私が営業を経験したため思うようになりました。
営業を経験する前は、「営業は営業部門」がやるべきことと考えていました。
会社の売り上げを伸ばすことに自分が直接関わるなんて夢にも思わず、セールスは他人事でした。
営業は、「営業マンがちゃんとやるべきこと」と業務に線引きをしていました。
ところが、営業を経験してみると、特に営業ビフォア活動(例えばカタログを配ってまわる)は、営業部門の営業マンだけでは全く人出が足りないことがわかりました。
営業ビフォア活動は、どれだけ多く行っても十分ということはなく、会社を挙げて可能な限り力を注ぐべきことです。
営業部門を経験してからは、意識が変わりました。
「社員紹介制度」のようなことはよく実施されていますが、知り合いに紹介するなんて当たり前です。
自分の会社の商品は、社員全員が紹介や宣伝を積極的に行わなくてどうする?
ぐらいまで思うようになりました。
大きな組織ほど、全員が営業マンという意識は希薄で、はっきりした「分業」になっています。
自分の部署の体面ばかり考えて、部門間で責任の押し付け合いが起きたりします。
「自分はこの仕事だけしっかりやってればいいんだ」
と考えるようになっている人は要注意です。
理想的には、社員全員が営業を経験すれば、社員は全員営業マンを代行できるぐらい意識が高まることでしょう。
自分がやりたい「ネットワーク管理」の仕事が出来ないから、会社を辞めたいと考えるとか・・・
自分が入った会社の事業継続のために、経営不振の時には「飛び込み営業」だって進んでやるぐらいの元気が欲しいです。
私の考え方は、古いのかもしれません。
元気が出ないのは、自分本位な考え方と無縁でないと感じています。

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