会社を辞めて、いろんな人にあい、
いろんな話を聴き、そして自分の思いを語ること数ヶ月。
その中に、
「やりたいこと、と、やれること、を冷静に分けて動くといいです。
やれることの中にやりたいことがあるのならそれはとてもいいことですが、
やりたいこととやれることが別のベクトルである場合、
ちゃんと分けたほうがいいですよ」
という主旨のアドバイスをくれた良き理解者がいる。
昨日の泉州のタオルメーカーでの話はやりたいこと。
そして、
もうひとつ、できること、のほうも話があった。
20余年の前職での経験を高く評価してくれる人物と、
その人物が目指すビジネスについて方向性を語りあう。
僕は営業マンだったから、営業マンの経験を語る。
アドバイス、なんて大それたことは言えない。(この言葉もまた別の先輩の請け売りだ)
前職で、こんな営業をしたかった、けれど思うようにいかなかった、
だから、こっちではそれをやってみたい。
やれること、がやってみたいに変化していた。
もし彼が僕の経験を必要とするなら、力を尽くしたい。
会社に捨てられた、その彼に拾われた、とは思っていないが、
めぐり合わせには感謝したい。
やりたいこと、は別にあるけれど、
ちゃんと分ければ、ちゃんと進めることができるはず。
二兎追うものは一兎をも得ず、というが、
ちゃんと分ければいい。
冷静に、かつ大胆に。