先生こんにちわ。いいのすけです。



朝日新聞の本紹介で「元気のない広告業界に希望を持たせる」と書いてあったので、読んでみました。

元気でました。いや、自分は広告業界ではないんですが…。


この本で佐藤氏が言いたかったのはコミュニケーションの仕方をもっと深く考えようよ、ということだと思います。


今までだと「どんなCM作ろうか?」という発想から入るところを、「どうやったら本当に伝えたい人に伝わるだろう?」とマインドチェンジすることが大事としています。


かなり特殊な例ですが、【スラムダンク1億冊感謝キャンペーン】を挙げてます。


このキャンペーンはスラダン作者の井上氏が読者に感謝の気持ちを伝えたい、というところからスタートしました。どうやったら感謝の気持ちが伝わるだろうと悩んだ結果、佐藤氏は思いっきり閉じた広告を作ることにしました。大まかな流れは、


①新聞→②Web→③イベント       です。


①新聞では、漫画の登場人物をでかでかと書き、小さくURLを載せます。


②Webでは、まず「スラムダンクに何かメッセージを書いてください」と強制され、観客キャラクターを選ばさせられます。これでやっとスラダン最後の試合の会場に進めます。よく見ると観客席にはさっき自分が選んだ観客キャラクターがおり、カーソルを合わせると自分が書いたメッセージが表示されるという仕組みです。そしてさりげなくイベントの告知をします。


③イベントでは、神奈川県の廃校を借り切って黒板漫画を書いたりしました。


このように、スラダン読者でないと全く伝わらないことを徹底してやり、成功をおさめました。


「ネット広告が伸びているから良い」「TVCMはもうダメだ」という考え方はナンセンスで、【スラムダンク1億冊感謝キャンペーン】のように、それぞれの媒体の特長をうまく融合させて、相乗効果を起こし、相手が一番望んでいることを達成すればいいのだと思います。


自分は今印刷業界にいます。

新聞購読率の低下、読書離れなどなかなかいいニュースは聞こえてきませんが、紙媒体ならではの特長を活かしていけばいいんだな、と元気をもらいました。



先生さようなら。いいのすけでした。

明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法 (アスキー新書 045) (アスキー新書 45)/佐藤 尚之
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