隠居届けに関しての質問

【質問】

いんきょ届?
先月親の葬儀がありました。そこで家の除籍謄本を見て見ました。

ふと気がついたのですが、ご先祖さんの戸籍欄中に・・・、
「大正13年4月○○日・・・隠居届済」
と言う記載がありました。
隠居届とはどういう手続きでしょうか?
また「いんきょする」と言うことはどういうことなんでしょうか?宜しくお願いします。

【回答①】

隠居届、なる言葉を初めて知り、興味を覚えたのでちょっと調べてみると…

広辞苑には「隠居」の意味に「戸主が自己の自由意志によってその家督相続人に家督を継承させて戸主権を放棄し、家族の一員となること。中世の武家法以来の伝統を受け継いだ制度であるが、昭和22年廃止」とありました。
つまり、大正13年には、まだ「隠居」が制度として残っていた事になります。
ご先祖の戸籍にも、そういうことが書かれていたのでは、と推察しましたが、如何でしょうか?



【回答②】

いんきょは、大日本帝国時代の戸籍制度下での用語です。
当時の一家の主(=戸主)には、家族や家産に対して大きな権利義務を持つ家長という"身分"が法的に認めていました。
戸主の生前に、この身分や財産を相続者に継承させ、自らは一介の家族になることが隠居です。


隠居に関してはさまざまな質問があります。

色んな書籍も販売しておりますので

それで調べるのも良いかもしれません。


隠居にオススメな国などもいろいろとありますので

調べるのも良いと思いますよ。
隠居に関する本


隠居宗五郎―鎌倉河岸捕物控〈14の巻〉 (時代小説文庫) [文庫]

商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
祝言の賑わいが過ぎ去ったある日、政次としほの若夫婦は、仲人である松坂屋の松六の許へ挨拶廻りに出かけた。道中、日本橋付近に差し掛かった二人は、男女三人組みの掏摸を目撃する。政次の活躍により、掏摸を取り押さえたものの、しほは、現場から立ち去る老人に不審なものを感じていた。やがて、政次の捕まえた掏摸が、江戸に横行する掏摸集団の配下であることが判明。隠居然としていた隠居宗五郎も政次とともに、頭目の捕縛に乗り出すが―。金座裏の面々が活躍する大好評書き下ろし時代長篇、待望の第十四弾。 隠居。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
佐伯 泰英
1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒業。71年より74年末までスペインに滞在、闘牛社会を取材。以後、スペインをテーマにしたノンフィクション『闘牛士エル・コルドベス1969年の叛乱』『闘牛はなぜ殺されるか』、小説『ゲルニカに死す』を発表。1999年、初の時代小説『瑠璃の寺』(文庫化に際して『悲愁の剣』と改題)を発表後、次々と作品を執筆、時代小説の書き手として高い評価を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


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隠居に関してではありませんが読んで損するものではありません。

是非読むことをお勧めいたします。
隠居する国についての質問


【質問】

隠居するのにお勧めの国、場所を教えてください。 月20万以下で住めて暮らせて、あまり退屈しないところでお願いします。



【回答①】

隠居生活ではタイのチェンマイはいかがでしょう?
物価も安く、タイは微笑の国とよばれているとおり、タイ人は親切な人が多いように思います。
マンションなどは1月3万くらいからありますし、食事は安く済ませようと思ったら100円くらいでも外食できます。
ゴルフ場も近くにあり、かなり安くできます。
リタイアした日本人のご夫婦がたくさんみえますので、遊び友達にも困らないと思います。
習い事をしたければ、英語、タイ語、マッサージ、ヨガ・・・いろいろ格安でできます。

他に隠居でオススメなのはマレーシアのペナン島なども、よく似た感じです、大きな違いはペナンは海、チェンマイは山の中にあるということです。



【回答②】


隠居に関してはオーストラリアやポルトガルなどが人気のある国ですが、これらはリタイアメントビザをとるのに、数千万円単位の投資または預金を現地にしなくてはならないなど、条件が厳しい国が多いです。

隠居で比較的条件が緩いのは東南アジアのタイやフィリピンですね。国の方針としてある程度資産のある定年退職者を積極的に呼び込もうとしています。
フィリピンはそういった方々が集まって、周囲を壁に囲まれて入り口には警備員が立つ、という集落に集まって暮らしている方が多いようです。また、移住関係の詐欺も多いみたいですので、業者は慎重に選んで下さい。
タイは入り口に警備員がいるマンション、といった程度が多いみたいです。フィリピンに比べれば不動産詐欺は遙かに少なく、日本人もバンコクなら非常に多く、日本食にも困りません。月3万円程度のマンションなら衛星放送でNHKもみられるところが多いです(別料金)。月6万円のマンションなら、フィットネスジムやプールも付くところが多いです。
バンコクはアジア最大の日本人居住隠居都市ですので、日本語の情報にも不自由しません。

隠居はタイ・フィリピンなどに比べればビザの条件は多少厳しいですが、マレーシアは格安航空会社の雄・エアアジアの本拠地で、アジア各地に格安で旅行できるという事もあり、退屈しない、という意味では一番かもしれません。国内はイスラム国なので娯楽は少ないですけど・・・