先週!

元気な双子ダンスィを取り出してきました!



2750ちょっと、2350ちょっとでしたが、母子ともに元気!!



自分の備忘録的に出産レポートします。



これから出産控えてる方、また、双子出産される方はあまり読まない方がいいと思います。





元気な子どもと逢えてから、授乳の暇つぶしにでも読んで、アイツ…、すげえ経験したんだな、って思ってやって下さい









出産レポート、箇条書きメインでお送りします





・出産5日前に、MFICU(母体胎児集中治療室)に入る





出産前日(−1日目)



・剃毛!看護師さんってうまいな、剃るの



・麻酔科の先生の説明(明日の手順、リスクなどの説明)、手術科の看護師さん、執刀医、かわるがわる来訪



・点滴開始、ポカリのようなもの




なにこれすごい痛い!

漏れではなさそうだけども点滴部分が痛いかった。



・21時から絶飲食



・夫がLINEで色々気を紛らわしてくれる、本気で笑かしにくる、笑



何故か前日だというのに、とてもよく眠れる





出産当日(0日目)



6:30頃

採血、モニター



7:00頃

点滴に気をつけながら、シャワー



7:30頃

術着に着替える、エコー、モニター



7:40頃 夫到着

7:50頃 母到着



8:20

夫と母に見送られながら、また、沢山の看護師さん助産師さんに見送られながら、車イスにて手術室に移動。別の棟で、別の階!



大学病院ゆえの人の多さよ…いってらっしゃい!とか、言われても、ドキドキするじゃねーか…





8:25

THE手術室な部屋に通される。

普通の産婦人科の病院なら可愛い鳥とか花とかあるんだろうけど、テレビドラマとかでみるような、THE手術室である。







●ファーストインパクト…麻酔



8:30



心電図のモニターやら、私に色んな配線がとおる



血圧も常にはかられている状態である。



麻酔科の先生のご挨拶。



麻酔のための麻酔を背中の皮膚にうつ。

脊椎麻酔?



これがファーストインパクト(エヴァ)である



…すげえつらい…



おヘソを見るように、背中の骨を突き出して、背中をまるめて下さい



って言われても、この腹でその指示はキッッツイぜ?


ちなみに最終日の腹はこれ



屈むのも歩くのもやっとこさです



そして、麻酔のための麻酔、なにこれ、すっっごい痛い、すでに痛い



こう、ズーーーンと神経をやられるような痛みである、神経攻撃されてる…!



息を大きく吐いてーーと言われるが、呼吸しづらいのよ、痛くて痛くて





次に、本番の麻酔!

背中に硬膜外麻酔?を打つ



大事な神経の部分を通してるから、絶対に動かないで、痛いと思ったら絶対に動かず、声を発して下さい



と言われかなりビビる。



看護師さんの押さえつけも大きい気がする。





そしてかなりかなり痛い。

細い管を背中に通しているそうだ。



麻酔のための麻酔、あんなに痛かったのにどうした、何故効かぬ!!!



痛い痛い痛いと言うが、特になにもない

なんだそれ!



こう、細くて長い針を、神経にブスブスブスゥゥゥゥって時間かけて刺していく感じ



なあにこの拷問





局所麻酔が効いてきて、下半身が変な感じ、モヤモヤモヤとしびれる感じがしてくる



冷たい何かを鎖骨らへんにあてられて、これが10としたら、ここはどのくらい?



ここは?ここは?



と、どんどん下げられていく、そんなプレイ←





下半身は、1ぐらいになってきた…かな?



何か撫でられてるのはわかるかなーぐらい



麻酔ってゴイスー!







そして尿道カテーテルを入れる作業をする。



これはそんなに痛くなかった。







ここまでで、え、前哨戦なの?



すでにもう辛い、と思ってぼんやりする。







●セカンドインパクト…取出し



セカンドインパクトの記憶は正直もうすでに曖昧になってきた





9:00頃



私が手術台のベッドにヨイショと移動される。



そして、キリストのはりつけのような感じで手足が固定される。

こんな大の字で、お腹大きくなってから寝るのなんて久しぶりだなーと思っていたら、やはり息苦しい。

息苦しさを、訴える前に、酸素マスク導入される。



深呼吸しろとは言われるものの、まったく吸えない、が、、まあ我慢出来ないほどではなかった。



色々な機材の準備や、私を覆うカバーのようなもの、カチャカチャガチャガチャしていた。



その間はフーフーと呼吸を整えて、ボーッとしていた。



旦那さんそろそろ入れますかー?と声がかかる。



(帝王切開でも立会いオッケーな病院)





え、切る前に入れるんだ、すげー



と思っていたら、5分後ぐらいに夫入室





やあ、と声をかけると、大丈夫か?とかえってきた気がする。





麻酔がすごい痛かった、と麻酔科の先生の前でのたまう私。





すでに夫に立会いしてもらって良かったと心底思う、とても気が紛れた。





そうこうしてる間に、手術始めますーという声で、手術スタート。





「今、先生だいぶ痛いことしてますが、わかりますかー?」とのことだが、まったく感じず。



麻酔ってゴイスー!!





しばらくカチャカチャしてたと思ったら、





ぐにゅ、グニュグニュグニュ!!!



ぐにょ、ぐにょぐにょぐにょ!!!



というなんとも言えない感触がつづく。



「うゔっ!!ううううううえええええ!!!」



と叫ぶ私。



麻酔は効いているので、痛みはまったくないのだが、なんとも言えない不快感



内臓をこねくり回されているような、内臓取り出されちゃうような、腰が浮くような、とりあえず気持ち悪い感覚であった。



体感時間、1時間ぐらいやられてるかと思っていたけれど、たぶん、30分ぐらいだろうか



その間中、



「うゔっ!!うゔおええ!!ううううううえええええ!!!」



「ぎもぢわるいぃぃぃ!!!」



「ぉおおおおええええええ!」



と叫ぶ私



帝王切開でこんな叫ぶ人いる?って途中で思いましたが、叫ばずにはいられない



吐きそうだった本当



ただ吐かなかったのは、胃の中に何もないのが分かっていたし、なによりもそういう感じよりも、うおおおおおおっていう叫びたい気持ちのが勝ってた





ドラマなどでは、患者の手が出てるから手を握りしめる夫みたいな光景が想像できるけれど、



私はキリストのはりつけの刑みたくなっていて、手は色んな管が刺されていたし、カバーに覆われていたので出来ず





なので、夫は私が叫ぶ中、唯一出てた私の顔や頭を撫でたり、

もう少しだ、がんばれ、と声をかけてくれたり、

あまりにも苦痛にゆがむ顔をみせていたら、

ほっぺをつねってくれて、何故ほっぺつねる?と笑うと、痛みをほっぺに紛らわせられるかと、と笑ってくれたりしてました



私も思わず笑う



たぶん、何度も言いますが、夫が立ち会ってくれてよかった。



血がとても苦手な夫なのに、立ち会ってくれて嬉しいし、できる限りのサポートしてくれたし、優しく声かけてくれたし、思い出しても泣ける





これ本当、今後の夫婦人生に関わるぐらい助かった。

少しぐらいのケンカやモヤモヤは許せると思う。



私の頭サイドに椅子が用意されていて、そこに夫が座るシステムだった



目を動かせば夫の顔が見えるぐらいで、頑張って目を動かして夫の顔みて安心してた





血が苦手な夫、私が献血大好きな話をするだけで血を想像して、気分が悪くなってしまうぐらい。



夫に大丈夫??気分悪くない??ときくと、全然大丈夫とのことだった、人の血は大丈夫なんかなー、とか言ってた。



むしろ楽しんでくれてた。



でも立ち上がれば容易に内臓が見えるらしいので、怖かったろうなー





で、何回めかの、



「ぐおおおぉぉ、ゔうぉああとぉ、ぎもぢわるいぃぃゔゔ」



が終わったらへんで、



「そろそろ1人目出ますよー」



と誰かが声をかけてくれる





夫も、

「もう少しだよ、がんばれ!」



と言ってくれていたけれど、



最高潮に気持ち悪くて気持ち悪くて、



「きもちわるいいいいいいい、いやぁぁあ」





しか言ってなかった



そこからはすぐだったらしく、



第一子、2750グラムで誕生





生まれた瞬間からギャン泣きする声が聴こえてきて、



わー泣いてる泣いてるー、夫に、泣いてるね!すごいね!泣いてるね!!と言ってた気がする



夫も、

「元気そうだ!よかった!」と言ってた



すぐその後、2人目も取り出し



私的にはまた気持ち悪くて、とても長い時間に感じられたのだけれど



時間的には2分後であった





第二子、2325グラムで誕生



こちらもギャン泣きしてた、声が1番目と全然違う!!



2人とも男の子だけど、弟のが声高いのかな??



小さいからかな??





とりあえず、2人とも元気そうでホッとした





医師達が私の腹の処置を、引き続きグニョグニョとやっていて、とても気持ち悪かったけれど、子どもに気を取られて、気がとても紛れた





子どもを綺麗にしてくれて、子どもの色々な処置が終わって、



夫と私と子どもで記念撮影もしてくれた



まずは上の子と3人、次は下の子と3人



体温低下防止のために、サランラップで頭がまかれていたけれど、可愛かった





気は紛れていたけれど、とても気持ちわるい





そして、どうやら私の出血が止まらないらしく、2キロこえてきたらしい





下には血を吸ったガーゼが、ビシャンビシャン





ここで、旦那さんはじゃあ先にお外で待ってましょうか、赤ちゃんお迎えに行ってあげて下さい、と言われて、退場





たぶん、夫、内臓見えてたんじゃ…と後できいたら、

自分から、見に行ったよ、と楽しんでくれてた。笑。

貴重な経験した、とのことで、よ、よかった。







ここからは私あまり記憶がなくて、ボーッとしてた



9時半頃子ども取り出して、終わったのは11時ぐらいだったのかな



やたら長い。



かなりかなり痛かったはずなんだけど、

なんかもう産んだからどうでもよくて、いい感じに力抜けてた、でも気持ち悪かったけど!





手術終了して、医師が



「出血が全然止まらないので、子宮内にバルーン入れました。水風船のようなものだよ。この風船で止血されています。これで様子見ていきましょう!」



との説明を受けた気がする





手術室から出て、ベッドで移動してたら、夫と私の母がいた。



お疲れ様、子ども2人とも元気だよ、小さい子は保育器入ったけど、元気だ。って声かけてくれた。





私の母も夫も、抱っこできたみたいだ、よかった!





私はベッドで運ばれるときに新生児室の前を通ったら、上の子だけ、ほんの少し抱かせてもらった、あったかくてふにゃんふにゃんだった



可愛いなー





MFICUに戻り、足にフットポンプをつけられて、寝たきり状態。



母に帝王切開すんごい痛かった、っていうか、気持ち悪くてずっと叫んでたよ、と興奮気味に話した気がする





マメに血圧測られたり、出血を貯めておく袋をみたり、尿を貯めておく袋をみたり、看護師さん、助産師さんがかわるがわるきた



まだまだ麻酔がきれないので、寝返りもうてないから、看護師さんが寝返りをうたせてくれる



が、めっちゃ痛い



もう麻酔きれてるの…?



でも足の感覚は全然ないから、きれてないんだろうけど、子宮が痛い





そう、ここからまさかのサードインパクトが始まるとは思いもみなかったのだった






次回、決戦はまだ続く



サービスサービスゥ!!