今日は父方の祖母の命日です。
104歳まで生きました。
祖母は、いつも私の味方で優しい人でした。
でも、とても芯の強い人でもありました。
祖父が亡くなって数年後、70代で長男夫婦と折り合いがつかず、自分で家を建て、一人暮らしを始めたのです。
当時は本当にびっくりしました。
98歳まで、その家で約30年間、一人暮らしを続けました。
腰を圧迫骨折するまでは、身の回りのことも自分でこなし、元気に暮らしていました。
庭では野菜を育て、花を咲かせ、ときには育てた野菜や花をスケッチしていました。
俳句を作ることも好きで、応募した作品が雑誌に掲載されると、とても嬉しそうに話してくれました。
料理も本当に美味しかったなぁ。
お祭りの日のサーモンの押し寿司。
お正月の数の子。
筑前煮。
白菜とりんごのサラダ。
etc
どれも大好きでしたが、特に忘れられないのが、サーモンの押し寿司とお正月の数の子です。
でも、一緒に作ることもなく、レシピも教えてもらっていませんでした。
母に聞いてみると…
「好かん!」
その一言だけ。
チーン……。
毎年お正月になると、祖母の味を思い出しながら数の子の味付けに挑戦しています。
でも、なかなかあの味にはたどり着けません。
お祭りになると、サーモンの押し寿司も思い出します。でも、作れません(TT)
「いつでも作ってもらえる。」
そんなふうに思っていました。
だからこそ、ちゃんと習っておけば良かったと、今になって思います。
祖母が残してくれたのは、料理だけではありません。
強く生きる姿や、自分らしく暮らすことの大切さも、私の心の中に残っています。
皆さんには、「残しておきたい家庭の味」はありますか?
*最後の写真は、祖母が描いたスケッチです。
庭で育てた花や野菜を、楽しそうに描いていました。

