➀陣痛から出産まで〜ついに陣痛キター!〜 | ザクロえびのケセラセラ

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ベトナムで三年間日本語教師従事後帰国、
2017年に20歳離れた年上の日本人の旦那様と結婚し、
ドタバタ結婚生活が始まる。
心の成長を目指す ザクえび の徒然日記。

「産むのは便秘より楽だったわ。」

という母の言葉を信じていた私は、
お産を甘くみていた。

ようやく育児に余裕がもてるようになってきたので、陣痛から出産までを振り返ることにする。
それは遡ること4ヶ月。

予定日を6日過ぎた夜12時。
お腹が張りが断続的になってきた。
「ついにキタか!」
10分ぐらいおきにお腹にクゥーという痛みがある。
自分の感覚が正しいか分からなかったので慌てて「陣痛カウント」というアプリをダウンロードして、客観的に計測することにした。

キタと思ったら「きたかも」ボタンを押し、
おさまったら「おさまったかも」ボタンを押す。
この「かも」という言葉が本当に的を得ている。アプリを作った人にそうだよね〜!と共感した。

やっぱり、10分、12分、と約10分間隔で痛みはきているようだ。この結果を見て、
これは夜中に何かが起きるかもしれない。
一気に期待感と不安感が入り交わる。
旦那はあいにく出張なので、入院のタイミングも全部自分で決めないといけないのだ。
一人でソワソワと立ち、リビングをうろうろしだした。
まずは、産院に連絡しよう。
プロの判断を仰いだほうがよい。
もしかしたら即入院を勧められるかもしれない。なんてたって私は10分間隔の妊婦なのだ。

「10分?じゃぁまだまだね。今は夜だし、朝になったら来てください。5分間隔になるまで大丈夫よ。」
と、あっさり自宅待機を命じられた。
いそいそと暖かいリビングに携帯電話と入院セットを用意して、お布団を持ってきてもぐりこんでテレビをつけた。
そして、夜中を一人で乗り切る決意をした。
「おぉ〜キタキタ…。」
じわじわとお腹が張ってくる。
ポチ、ポチとカウントする。
だけど、このくらいの痛みなら全然がまんできる。

「あんたは本当にうんこみたいだったわよ〜」by母

私はきっと「うんこの出産」という安産の遺伝子を受け継いでいるはずだ。
きっと大丈夫だ。
見てもないテレビをつけたリビングで、
うとうとと、ついにはグッスリ寝りについた。

➁へつづく

↑ダウンロードしとくと安心でした。



↑これは5分間隔になったときの