夏、さとうきび、そして、停電。 | ザクロえびのケセラセラ

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ベトナムで三年間日本語教師従事後帰国、
2017年に20歳離れた年上の日本人の旦那様と結婚し、
ドタバタ結婚生活が始まる。
心の成長を目指す ザクえび の徒然日記。

連日、体感気温45度の暑さが続く


節電のため、薄暗い事務内ではエアコンをつけずに、

ほこりまみれの扇風機、三台がからからと音を立てて回っている


電力が弱い我が学校は毎日停電が起きる


電気が消えるたび、背の高い学生が二階からモップを持って降りてくる


ブレーカーは外の電柱についているため、竿で上げてくれるのだ


ピピっ。電気が通ると、機器たちは音を立てて動きだす


やれやれ、

「コピー機つかいま~す」

そういって、コピー機に印刷物をはさみスタートボタンを押すと、

ブン。

「あ~~!!!」

上の教室から学生のブーイングが聞こえる

そして、
扇風機は静かに止まった



そういえば、最近読んだ曽野綾子さんの本で、

暑い国ほど、長期的な計画を立てることが苦手だ。というようなことが書いてあった

思わず ふんふん とうなずく



こんな暑い中、どうやって考えろというのだ!

もし私がベトナム人ならば、こんな暑さの時は、

木陰でハンモックに揺られながら、

冷たいさとうきびジュースを飲んでいるにちがいない


現在はエアコンというすばらしい機器が普及しているのおかげで、


私のようにぐうたらする人も少なくなっていると思うが、


いやいや、まだまだ大勢いるいるw


学生に「うちにエアコンがありますか。」と聞くと、エアコンがある家はクラスの中で約30%くらい


寮にはもちろんないし、というわけである


なので、先生たちが

宿題!復習!予習!目標!目的!将来についてよ~く考えなさい!

と、わーわー言っても

は無理な話なのか


少なからず、私の思考は暑さにすっかりやられている


平常時に考えるだけでも、

体力がいるのに、

暑い中それをするのは

ナンセンスじゃないだろうか



休日、町が停電した場合は、


以前タイで買った半ズボンに、

ノースリーブを着て、

窓とドアを開けて風通しを良くし、

ポカリスエットを横に置き、

ベッドの上で大の字になる


そして、昼寝をする

人と話すのも極力避ける


頭で整理できずに、何も考えないで発言してしまうかもしれないし

起きたら、

音楽を流しながら洗濯物を畳む


そして、停電がすんだら、

こうやって、ブログでもしようかな

と考えることができる


途上国は早々にインフラを整備しなければならいことを身を持って知った


また、暑さにやられているのは思考だけでなはない


「胃」もだ。


特に胃は風船がはいっているような膨満感、シクシクとした胃痛


日本から持ってきたポカリスエットの粉末に感謝する毎日


しばらくはそれをちびちび飲みながら生活するしかないだろう、な。

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