本日は30度。涼しい。今日は過ごしやすい一日になりそうだ。
ハイヅンでは至る所で建築工事をしている。
家から、ビル、高速道路まで、まさに建築ブームだ。
ベトナムの家は主にレンガとコンクリートで作られる。
赤レンガを積み重ねたあとに、コンクリートで塗り固める。
男性に混じって女性もスコップを持って働いている。
私の家の前も建設中だ。毎日毎日、少しずつ高くなっていく家をを見るのは楽しい。
働いている 男の人を見ると腕だけマッチョだ。
例えるなら、まるでポパイのようである。
腕を使うしごとなんだなぁなんて、まじまじと見ながら通勤していた。
今日、この腕マッチョの謎が解けた。
ちょっと考えてみてほしい。
家を造るのに、レンガを積み上げていきます。現在、3メートルほどの高さになりました。
どうやってレンガを補充していると思いますか?
答えは、なんと、下から投げるのだ。
3メートルぐらいの高さなら、ほいほいほいっと、下から一つ一つ、レンガを投げているではないか。
一人が下から投げ、一人が上で受け取り、もう一人が積み重ねて行く。
私は前方を見るのも忘れ、自転車を漕ぐのも忘れ、通りすぎた。
嘘だろ。原始的すぎるだろ!それは、マッチョにもなるよと感動した。
とはいっても、腕にも限界がある。
さすがに、二階の高さになると、バケツにレンガを入れ、吊り上げていくようだ。