指揮者 飯森 範親 オフィシャルブログ 「マエストロ、出番ですよ」


昨日のコンサート、若い素晴らしいお二人との共演が楽しみだったんです!


まず、田村さんはまだ彼が21歳の時に(今は26歳!)山響で共演して以来。


今回のピアノ協奏曲第5番『皇帝』では堂々としたベートーベンで貫録が出てきたように思いました。


松田さんは初共演。


長澤まさみさん似の(!?)チャーミングな雰囲気から、


ドイツ語を感じさせながら構築感あるがっちりしたベートーベンのヴァイオリン協奏曲を


奏でられました。 


この後、みなとみらいのパンパシフィック東急ベイに場所を移し


中華で大盛り上がりでした!(笑)



でも、昨日はそれだけでなく、東京交響楽団の交響曲第5番の演奏が素晴らしかった!!!!


推進力といい、アンサンブルといい、音色といい、


最近の東京交響楽団は特に素晴らしいですね・・・


ミューザ川崎が使用できない分、楽団全員が一丸となっていろいろなことをフォローし合い、


どんな環境や状況にオーケストラが遭遇しても、常に最高のパフォーマンスを行おうとする姿勢が


どんどん東京交響楽団を押し上げているように感じます。


まだまだ厳しい環境ではありますが


本当にこのオーケストラと共に歩めたことを幸せに思いますし、


光栄なことですね・・・