おはようございます
昨日は、中国のバス歌手、シャオリャン・リー氏がわざわざホールを
訪ねてくれて、久しぶりの再会を楽しみました。
彼とは多分10年以上前に東京交響楽団で共演したのが初めての出会いで、
その後の彼の活躍は目を見張るものがあり、今はシュトゥットガルト歌劇場の
専属歌手で、破格の契約をしているようですね(笑)
ヴュルテンベルクフィルでもスイスのルツェルン公演でも共演していますし、
それ以外でも食事をしたり・・・彼の奥様は沖縄出身の日本の方ですから
きっと日本人に対してもシンパシーをお持ちなのでしょう(笑)
本当に素晴らしい男ですよ
その後、久しぶりに遠路はるばるミュンヘンの宇治操さんご夫妻がおこし下さり
コンサートをお聴きくださいました。
ご主人はドイツの方で、目に関するエキスパートです。
僕がドイツで演奏できる様になったきっかけを与えて下さったのがこの宇治操さんと言っても
過言ではないほど・・・もう20年近くお世話になってしまっています。
多くの方々に支えられて今があるのを最近特に感じますね・・・
皆さんの力なくしては今はないですね・・・皆さんに心から感謝
さて、コンサートはというと、多少のキズはあったものの、オーケストラの
クウォリティは素晴らしく、そのキズも音楽をおもいっきり表現しようとしての
結果だと思いました・・・ミスを恐れて消極的になるより、積極的に音楽に
攻め込んで行った演奏の方が絶対に心に伝わりますから、その過程での
ミスは致し方ありません。ただ、我々はプロですからその姿勢を貫きながら
ミスをしない切磋琢磨が必要です。どんなジャンルの方でもその姿勢がなくなったら
その時点でお客様の心には伝わらなくなってしまうでしょうね・・・
そんな事を感じさせてくれた演奏会でした・・・
今日は事務局長と打ち合わせ、そして買い物に出かけます(笑)