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2010年1月3日(日)  午前4時25分~5時50分
新春クラシックスペシャル2010 若きマエストロの情熱

メンデルスゾーン/付随音楽「真夏の夜の夢」より
『結婚行進曲』
メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲 ホ短調
メンデルスゾーン/交響曲 第4番 イ長調「イタリア」(抜粋)
レスピーギ/リュートのための古風な舞曲とアリア
第3組曲
サン=サーンス/アルジェリア組曲 作品60より
『フランス軍隊行進曲』
ハチャトゥリアン/「仮面舞踏会」

クラシックシーンで多彩な取り組みを見せ、国内外の注目を集める若きマエストロ、

飯森範親。「新春クラシックスペシャル2010(仮)」では、指揮者として意欲的な

活動を見せる飯森の世界を、2009年、生誕200年というメモリアルを迎えた

メンデルスゾーンの音楽とともにお届けする。


 飯森範親といえば、アカデミー賞外国語映画賞を受賞した

「おくりびと」の出演や、テレビドラマ「のだめカンタービレ」の指揮演技指導、

さらには、現在、音楽監督を務める山形交響楽団の改革など、

日本のクラシックシーンでひときわ注目を浴びる気鋭の指揮者。

なかでも、山形交響楽団を躍進させた功績は大きく、山形ではスター的存在でもある。

そんな彼の山形での演奏会や観客との交流の様子を紹介。さらに、愛媛県今治市で

開催されたファミリーコンサートでの子どもたちとのふれあい映像も放送する。

クールなイメージの飯森が子どもたちとともに楽しげにはしゃぐ姿など、

コンサートでは見られない素顔も!

また、2009年は夭折の天才作曲家、メンデルスゾーンの生誕200年の年だった。

若くして亡くなったものの、彼の成し遂げた偉業は数多く、宗教音楽の最高傑作と

いわれるバッハの「マタイ受難曲」を100年ぶりに蘇演し、改めて世に広めたことは

よく知られている。番組では、昨年、名古屋で飯森がタクトを振った名古屋市民

コーラスによる「マタイ受難曲」演奏会の模様もお届けする。

2009年7月、飯森指揮、大阪センチュリー交響楽団演奏による

ザ・シンフォニーホールで行われた「メンデルスゾーン生誕200年記念 

ロマンティック・メンデルスゾーン」からは、初春にふさわしいおめでたい名曲

『結婚行進曲』をはじめ、オーケストラ共演デビューの指揮者が飯森範親だった

ヴァイオリニスト、米元響子が美しいメロディを奏でる「ヴァイオリン協奏曲 

ホ短調」、陽光が注ぐような明るさと躍動感、静けさが調和した

「交響曲第4番『イタリア』」(抜粋)をお届けする。

そのほか、2009年の「ABCフレッシュ・コンサート」からは、フィギュアスケートの

浅田真央が使用し、一躍有名になったハチャトゥリアンの「仮面舞踏会」など、

大阪センチュリー交響楽団による飯森の名演奏をたっぷり紹介する。