おはようございます
いよいよヤナーチェクのオペラ『ブロウチェク氏の月へ旅、15世紀への旅』の本番です。
今まで行ってきた近現代の作品のどれよりも演奏上の難易度が高く、再現が難しいと
言われているこの作品・・・
ご覧になる方々にその難しさが伝わらないように上演できるか、それもポイントの一つですね(笑)
曲は本当に美しく、月の方では、室内楽的でもあり浮遊する様な冒頭のテーマ、そしてスケールの大きい
月全体を支配するテーマ、どちらも印象に残る旋律です。
また15世紀の方では、合唱の使い方が絶妙で、東響コーラスが見事に歌って下さっています。
演奏している方は最後の1音まで全く気の抜けない、緊張感の持続ですが、
東京交響楽団も物凄い集中力です。
今日の日本初演・・・是非楽しみにしていて下さい