今年の選手権は終わってしまったけど、
少しだけ振り返りたいと思います。
やはりなんといっても
呉珈慶でしょう。
予選からほとんど試合ずーっと見てましたが、
んー、なんといえばいいか難しいですけど、
テーブルを回る時の立ち振る舞い、
配置を観察する目線、
アドレス、
ストローク、
腕を振るタイミング、
インパクトのタイミング、
インパクトどのキュー先の軌道、
たくさん書いたけど、僕が思うビリヤードの完璧な姿やなと思いました。
安定したリズムでプレイするけど、状況に応じて派手なショットも見せるし、繊細なショットでポジションすることもある。狙いちぎってカラコを撞いてる姿もあった。
練習が生み出す精神的余裕と自信・・・みたいなもんでしょうか。
会場内で観客席から『あの呉珈慶がトバした!!!』って言う声が、聞こえるくらいですからね。
今回の選手権で、
確か4年くらい前の選手権かな。彼が優勝したとき、
その時に感じた、あ~こいつよく入れるなぁ~
・・・くらいにしか思わなかった自分。
彼の成長?
いや、自分の成長・・・を確信できた。
腕、頭、全てあの頃よりは格段にレベルアップしてるはずなので、
今まで以上に球に向かって本気で戦わなけらば。
・・・と危機感、そしてこれからの方向性を感じた選手権でした。