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今日は父のことを。
末期の前立腺癌で、骨転移していて、2月に足の付け根が痛いと歩けなくなり、3月は骨の痛みを取るために入院しての放射線治療。

骨盤内の腸骨と仙骨が溶骨しているので、痛いし歩けず、移動はもはやストレッチャー状態。

入院中には呂律も怪しくなり、食欲も落ちて、食べても戻してしまって点滴になったり。

坂を転がるように悪化していく様子が痛々しかったのだけど、退院したい、帰宅したいという気からか、頑張って食べ、しゃべりもはっきりし、なんと、車椅子に自力で乗って、更には歩行器で少し歩いたと!もはや歩くことはないだろうと、誰もが諦めていた時に。まさに、クララが立った!くらいの衝撃でした。

看護師さんたちも皆拍手して喜んでくれたそうです。

母だけで父のあれこれ全てを支えるのは困難なので、退院するにしても、治療ができるところか、医療麻薬を使える施設を、と、ソーシャルワーカーさんやエージェントに探してもらっていた矢先の出来事。

なんとか少しでも帰宅させてあげたい気持ちは皆あるのだけど、現実問題、かなり厳しそう。自力歩行がもし出来るようになったら、可能性出てくるなぁ。

骨転移で他の場所は、折れたら下半身麻痺になるなんてキーなところもあるので、気は抜けません。

頑張っている父、ただただすごい。全力で応援します。