みなさん、こんにちは。

岡崎市議会議員の『井町よしたか』です。

3月4日（土）に開催された、筒針町の池田遺跡発掘調査　現地説明会に参加してきました。

中日新聞にも掲載された効果もあり、午前・午後の2回に分けての説明会が行われましたが、2回でおよそ400名の方が参加されたとのことです。

この池田遺跡、筒針町字池田にあるため、池田遺跡と呼ばれていると思いますが、中世（鎌倉～室町時代）の屋敷跡に関わる遺構や遺物が多数発見されており、この地域における中世集落の成り立ちを考えるうえで貴重な成果になったとのこと。

字名が池田ということで、昔から池と田んぼが広がっていたことを想像していましたが、中世では集落があったということで、自分の中では新たな発見です。

遺跡は現在の地表より、１ｍ程度掘り下げた場所から見つかっていますが、発掘が進められる前は田畑でした。

中世以降に矢作川や鹿乗川が沢山の土砂を運んできたことが予想されますし、いつの時代から田畑になったのかも興味が湧くところです。

ちなみにこの場所の発掘が行われているのは、この土地に新しい西部学校給食センターを建設するから。

給食センターは、令和5年度から着工し、令和6年の2学期から供用開始される予定で、現在計画が進んでいます。

これだけ貴重な遺跡がまた埋められるのは少々残念な気もしますが、給食センターはとても大切な施設。

この遺跡の記録は当然ながらずっと残りますが、記憶もずっと残していきたいと思います。

いくつか写真を貼り付けます。

池田遺跡発掘調査の現地説明会に参加しました