歴史に学べる人生 安政の大地震 | 田辺塾

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【問題】1853年のペリー来航を機に、江戸幕府は安政の改革を行った。この改革の内容として正しいものを、次のうちから一つ選びなさい。

1.京都守護職を設置して京都警護を強化した。

2.異国船打払い令を緩和して薪水給与令を出した。

3.目安箱を設置して庶民の意見を採り入れた。

4.江戸湾防衛のため大砲台場を築いた。


(田辺塾出題)














品川。















正答 4(江戸湾防衛のため大砲台場を築いた。)

 1853年のペリー来航を機に、老中阿部正弘は品川沖に大砲台場の構築を命じ、さらに、長崎に海軍伝習所を創設して国防を強化する方針を進めました。これが安政の改革です。

 1854年、幕府がペリーと日米和親条約を結び開国に踏みきった同年、遠州灘沖の東海大地震が発生し、死者は数千人に及びました。まもなくして土佐沖の南海大地震が発生し、同じ規模の被害となりました。翌55年には、江戸直下型大地震が発生し、同じく数千人が犠牲者となり、安政年間は3度の大地震により混乱しました。
   さらに1858年、世界的に猛威をふるったコレラが日本でも流行し、3万人以上もの死者を出したのです。



 人和して天定まる。人和するとき天これを助く。


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