ダウ一時10,000ドルの大台割り込む。ラスク回避越えて投げ売りか? | 「永田町で考える地方のまちづくり 」

ダウ一時10,000ドルの大台割り込む。ラスク回避越えて投げ売りか?

ギリシア発の金融不安で、アメリカのダウが急落、一時1,000ドル近い下げ幅を記録、リスク回避の円買いにより87円台まで急激な円高が進行、今日の東京市場に懸念材料を残す形となっております。原油など商品先物取引も軒並み下落、金だけが堅調であったことから、世界中でリスク回避指向が強まったと見るべきでしょう。ストップロスの自動売買と見られる加速度的下落は、リーマンショック以来の状況。投げ売りを誘ってダウは引けにかけて400ドルほど戻しましたが、下ヒゲとしては十分な大きさかどうか、本日の東京市場の投資判断の分かれ目となる所でしょう。
金融不安から来る下落ですから、実体経済への影響が出る前に大至急国際的な金融緩和措置を講じてもらいたいものです。幸いというべきか、週末です。世界中の投資家は頭を冷やし、各国の財相・中央銀行総裁会談を行うべきです!