水平な土地でなければ水田には向かない。農業は飽くなき土地改良の連続だ! #komei | 「永田町で考える地方のまちづくり 」

水平な土地でなければ水田には向かない。農業は飽くなき土地改良の連続だ! #komei

asahi.comの記事によれば・・・
自民、元九州農政局長の公認取り消し 参院選比例区


民主党が農業団体を揺さぶるために、農業土木事業費を削減したと
まことしやかに伝えられていたが、やはりそうだったかと、
大きな状況証拠になるような事件だと私は思います。
本州の段々状の田んぼ、一枚一枚は、本当に狭く、
これでは機械も入るまいにと思うような土地で水稲栽培ができるのは、
少なくとも土地が水平に近い状態を保っているからです。
それに比べて、北海道の農地といわれて皆さんが思い浮かべるのは
どうでしょうか?なだらかな丘がいくつか連なる形状ではないですか?
このような土地では水田農業はできません。
畑作農業を行うにしても、水をどのように確保するのかは
営農を継続していく上で大きな問題です。
土地改良の予算を減らされて一番困るのは、
生産基盤整備の厚みが足りない北海道です。
総理は北海道の農業の特質を理解していないのでは?と
疑わざるを得ません。