経営者の集まる倫理法人会にて交流を持った
杉本善昭氏のセミナーにオンラインで参加しました。
杉本さんが経営する会社のサイト→株式会社杉本設備
名刺交換したときにいただいた名刺が
クレドになっていて、
そこに描かれた経営理念や経営者の方針が
素晴らしすぎて
「え？何？この人？？？」となって
絶対にこの人の講演を聞きたい！って
その瞬間に思ったのです。
クレドとは
ラテン語のCredoを語源として
理念、信念を表す言葉とされています。
企業で考えるならば、
企業内で共有された価値観や信念と
言えるでしょう。
有名なのはリッツカールトン。
クレドを作るメリットは
・社員で同じ価値観を共有することでコミュニケーションが円滑になる
・社員の主体性を引き出し仕事への満足度が向上する
・社員満足度の向上から業績の向上を導く
といったものです。
これまでも多くの場で
人事、人材育成の専門家として
このクレドについての記事を
書かせてもらいました。
書いていながら、
少しの虚しさを感じていたのです。
流行に乗ってクレドを作成した
企業のほとんどが作成後数ヶ月で
クレドが形骸化してしまう事実に。
しかし、
杉本設備さんの名刺、
そして会社の雰囲気からは
それが全く感じられなかったのです。
だから、
理念、信念を実践に導いた経営者の
話を聞きたかったのです。
その機会がやってきました。
会場に赴くことがかなわなかったので
オンラインでの参加でした。
講演業が
仕事の多くを占めている私ですが、
塾講師、講演講師を
3,000人以上育ててきた私ですが、
体重がしっかり乗った言葉が
ネット越しでもビシビシ伝わってきます。
コミュニケーションの大切さ、
伝える、聞き取る
の大切さが具体的な事例とともに
人の温かさまで伝わってきました。
心打たれたのは
「失敗に徹底的に寄り添う」の言葉。
そして
「苦しいときに人の真価が問われる」の言葉。
ここに集約されるのかな、と感じます。
経営はノンストップ。
止まって考えている時間の余裕はない。
経営での苦難に立つ中で、
何がトリガーになって動けたのか。
熱い想いと行動力、最善を尽くす。
今、ここからが全てが始まる。
ここで頭をよぎったのが
ガンジーが言ったとされる言葉。
Live as if you were to die tomorrow.
Learn as if you were to live forever.
明日死ぬかのように生きよ。
永遠に生きるかのように学べ。
経営者の学びの継続が
心のある経営へとつながっていくのだと
熱くなる心とともに感じ入りました。
全ては「在り方」と「心」。
久々に経営者として心熱くなる
セミナーに参加できました。
この幸運に感謝します。
電子書籍を出版しました。
「いのちを守る週間」
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