お客様から社員への話のネタに
使いたいから、と
リクエストをいただいて書いています。
これは、
私が企業研修でお話しする一節です。
企業の人事の代行や
組織の立て直しといった仕事を
続けていると、
さまざまに
攻撃や嫌がらせを受けます。
本当に多く受けます。
でも私が攻撃を受けている、
ということを知っているのは
本当に内情が
よくわかっている人や
「人」というのものが
わかっている人に限られます。
で、
このわかってくださっている
方々の中には
やられっぱなしでいいの？と
聞いてくる人もそれなりにいます。
私の代わりに怒ってる人もいます。
被害を被っている私の方は
冷めているんですけどね。
やられたら、やり返す！
倍返しだ！！！
ってのが流行りましたが、
私はこちらよりも
「やり返さない勇気」を
持つことの大切さ
を重視したいのです。
ええ、
ジャキー・ロビンソンの実話を
映画化した
「４２〜世界を変えた男」
に出てくるセリフです。
この映画を見て、
やり返すっていうことは
相手と同じレベルになってしまうこと、
自分自身に負けてしまうこと、
周囲の評価に負けてしまうこと、
と感じたのです。
これってさ、
かっこ悪いね、って
純粋に思ったのです。
それに、
負の連鎖で
エンドレスファイティングに
なりそうでしょ。
そんなことに
頭のメモリを使うのって
超絶人生の無駄遣いって思ったのです。
それよりも
社会を良くするために
自分を使っていきたいのです。
なので、
やられたら、仕掛けられたら、
裏工作されたら、
どうぞお好きに、お好きなだけ、
ってスタンスをいつもとっています。
攻撃する方々、
ここぞって時に計画が頓挫したり、
何かしらの災難に見舞われます。
世の中、
本当によくできているなぁと
常に感じてしまうのです。
人に向けて
振りかざした刃は
必ず自分に返ってきます。
見えないところでやったならば、
その分、
さらに大きな報いとして
返ってきます。
陰で動くことは
陽の光の下に引き出されます。
会社や組織の生産性を高めるのは
その環境内での人間関係です。
人間関係が良ければ、
全ての仕事は上手く進みます。
お互い、嫌いなタイプであっても
相手の
能力、技術、仕事への姿勢に
信頼があれば上手くいくものです。
意見のぶつかり合いは技術の
ブラッシュアップになりますから。
それに、
自分と同じような価値観を持ち、
同じように考える人ばかりでは
組織はうまくいきません。
多くの価値観が混在する中で
よい人間関係が構築できれば
組織は活性化していきます。
自分と違う人たちのお陰で
さらに成長できるのですから、
存在自体に感謝しかないでしょう。
でも、
どうしても人を攻撃したい、
誰かを叩いて自分の正しさを
証明したいっていうタイプは
それなりの人数います。
自分が認めてもらえない
上手くいっていないことへの
責任を誰かになすりつけたい人も
それなりにいるので、
誰かへの攻撃が始まって
しまいます。
誹謗中傷や排除、
陥れるような行動は
直接ダメだと注意する人が
いなくても
必ず自分にブーメランのように
返ってきて自分を傷つけます。
私は
この法則をわかっているから
「やられても
やり返さない勇気」を貫きます。
やったことの報いとして
戻ってくるブーメランが
くだらないことやってないで、
もういい加減お前も気づけよ！
っていう
神様からの
プレゼントメッセージだって
気づいてもらえるように。
写真はナスタチウム。
花言葉は「困難に打ち勝つ」。
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