こんな人にお勧め

・菜根譚を簡単に読みたい人

・子供に道徳を教えたい人

 

菜根譚は古代の中国語で書かれているので、人によって解釈が違う。

あの人の解釈はこうだったと言えるほど読んではいないが、そういえばこんな事が書いてあったなくらいの記憶はある。

 

ただ昔からよく翻訳されている本なので、日本で出版された時代によっても書き方が違っており、正直読みにくいものが多い。

 

ものすごく簡単に読みたいと思って本書読んでみたが、ホントに子供向けで簡単すぎた。初心者にはいいかもしれないがこれが菜根譚だと思うと本物を読むのは苦痛になるかも知れない。

 

そして菜根譚は長編なため、全編を掲載していない本もある。

今回気になったフレーズは初見な気もするが、覚えていないだけだろうか。忘れるっていうのは、いつも新鮮な目で見れていいかもしれない。

 

長所と短所はセットだよとか、相手に譲った一歩は自分が前に進むための一歩だよとか、辛さを喜びに変えようとか、初めて目にしたような気がする。

 

どんな本、どんな言葉でも、解釈次第だなと思う。