こんな人にお勧め

・自己啓発を簡単に学びたい人

・道徳を身につけたい人

 

ちょっと見た目が変わった子供が、冒険をしていくお話。

そもそも主人公が中学生や高校生なので、子供向けかもしれない。

みんなと同じ見た目にして、みんなと同じ行動をする。目立たないように、ひっそりと隠れるように生活していく。

 

そんな主人公が勇者になるために山に入っていく。子供らしい発想だ。

子供向けの本でも学ぶべきことは沢山ある。

 

大海の一滴のしずくは、海の一部である。それは人間がみな一つであることに繋がるという。人は自分の鏡であるというのはここからくる。

 

コンプレックスの影に才能は隠れているという。話すのが得意ではない子が絵を描くのが得意になる。得意ではない何かを補っているのは何だろう。

 

嫌いな人、苦手な人が現れた時は切り離した自分を取り戻すチャンスだという。自分にとって嫌だと思う人は自分の影の部分を表しており、それを許すことによって自分も許されるという。これホントに子供向けかな。大人でもちょっと難しいかも。

 

ちょっと癒される本でした。