四面楚歌はよく聞く故事成語だ。孤立無援の状態の事をいう。

自軍の兵士に敵国の歌を歌わせて、相手に悪い想像をさせる。

ウソの情報を流して相手を意識操作する、今でいう所の情報戦略だったようだ。

 

情報をうまく操作することによって自分を有利にすることが出来る。インターネットのなかったはるか昔から行われていたというのは意外な気もするが、よくよく考えてみると昔は今ほど簡単に情報が手に入らなかったと思えば、昔のほうがやりやすかったかもしれない。

 

他人を騙すにはどうすればいいかと考えるときは、自分が騙されないようにするにはどうしたらいいのか、も併せて考えたい。騙すのは嫌だけど、騙されるのはもっと嫌だ。情報は見極めたい。