ラプラスの魔女のスピンオフ。

 

この著者はシリーズものがあったり、スピンオフがあったりする。

どういうものをシリーズやスピンオフにしているのか考えちゃう。

 

本の売れ行きが良かったものをシリーズにしているのだろうか。この本のように風の流れや気象条件などのテーマを使いまわしたいのだろうか。

 

単発だと前の本の内容を思い出さなくてもいいが、スピンオフだと前の本を思い出せるとより面白い。

 

多様なテーマを載せている本もある。これもそうだった。風の流れが基本だが、生きている事の意義についての記載が心に残った。

 

世の中は偉い人すごい人だけで構成されているわけではない。どんな凡庸な人も世の中の構成要素の一つであり世界の原子なんだという。生きてさえいれば・・