法話の会は毎月テーマがあって、テーマにちなんだエピソードと、そこに仏教のエッセンスを加えて、
ご住職自らお話をしてくださるという、ちょっと贅沢な会♫
今月のテーマは、“あじさい”。
「紫陽花」って今は漢字で書くけれど、昔は違ったらしい!とか、
あじさいが登場する詩や作品の紹介や、
ご住職が本円寺にいらっしゃる前……別のお寺で修行をなさっていた頃の、毎日睡眠時間が◯時間だったお話とか……
その中でも、その日わたしの中で特に印象に残ったのが、“蓮の花”のお話でした。
仏教でお花というと、代表的なものに“蓮” があるけれど、
蓮の花は少し変わっていて、
大半の植物は、花が咲いた後に受粉をして、花が散った後に実をつけるけれど、
蓮は、花を咲かせると同時に、すでに実もつけているのだそう。
どうしてそうなるのか…「じゃあ蓮って雄しべ雌しべがないってこと⁉︎」
とか、別の興味も湧いてきますが、笑
「華果同時(けかどうじ)」と言って、花と実が同時に育っているんだって。
そうして仏教には「因果倶時(いんがぐじ)」「因果同時(いんがどうじ)」という言葉があって、
原因と結果が、今、生じていることを言うのだそう。
原因があって、結果があるんじゃなくて、
“今”が、原因であり、結果である。
過去が現在に影響を与え、未来を現在が創っている。
いつも何かの原因であり、結果であり、過程なんだなぁ、と。
「華果同時」「因果倶時」
シンプルなだけに、きっと色々な解釈があると思うけれど、私はそんな風に受け取りました。
他にも、興味がどんどん湧いてきちゃうようなお話が盛り沢山で、あっという間に時が過ぎてしまいましたとさ!
仏教やお寺に詳しくない人でも、「へぇ〜!」と思わず言っちゃうような、日常の意外な仏教との接点とか、
仏教に明るい人でも、いつもと少し角度を変えた視点のご住職のお話に、きっと新たな発見があるだろうし、
どんな人にも、その人なりに、身近に仏さまを感じられるだろう、とても面白い会でした。
いやぁ〜実り多かった〜!^^
草切ご住職、有難うございました!!!
ふふふ。
いつもニコニコしてらして、たくさんお知恵やお力をくださいます^^
花いちもんめ、いいものにしましょうね〜!o(^∀^)O
と、いうわけで、
もうちょい、つづく〜〜〜。