最近だいぶ落ち着いてきたハルのガウガウ攻撃ですが、先日久しぶりに手と足と腕を思いっきり噛まれました
落ちてたゴミを拾おうとしたら、先に見つけたハルに「横取りすんなや」と物凄い剣幕で吠えられガブリと、です。
凄まじい形相で飛びかかられて、私、いい年して泣きそうになりました
今も腕には青アザが残ってます
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さて、話は変わり。
先日ここにチラッと書いたように、義姉が入院予定だった前日、突然の腹痛で(実は数ヶ月、いや、もしかしたら一年くらい前から?)義姉より先に兄が緊急入院しました
あ、今はもう元気です
急性膵炎だったんですがかなり悪く、膵臓はパンパンに腫れ、おまけに隣の動脈瘤まで圧迫されて破裂しかけてたそうです
ちょうど義姉を病院に送っていく車中で危篤という連絡を受け、もう義姉との別れに感傷的になっている場合ではなくなり
甥っ子達といろんなパターンを想定してそれぞれの役割分担と段取りを確認しながら義姉の入院手続きを半ば上の空で終え急いで兄の病院へ🚗
その車中、悲しいかな、私の頭の中はお金のことでいっぱいでした
しっかり者だった義姉は昔からまあまあお金を持っていて、兄夫婦に何かあっても心配はいらないと思ってはいるんだけど
義姉は数年前からすべての口座の印鑑とキャッシュカードの暗証番号もわからなくなっていて、家計を全て義姉に任せっきりだった兄がそれらを把握してるはずもなく。
いつか銀行に連れていき手続きしようと思ってはいたんだけど、あっという間に認知症の症状も酷くなってしまって
兄と義姉の通帳の金額を眺めてはどうしたものかと色々思案しておりました
そこへきて突然兄が危篤と言われ、さて、もしもの時にはどのお金をどこから出したらいいものか
義姉の入院費用もいるだろうし…
兄名義のお金はいくらあるのか
いや、待てよ…
それこそ暗証番号知らないよー
そんなことを考えながら病院に着き、今なら一瞬だけICUに入っていいと言われ、私と甥っ子一人が兄と会うことができました
そこで一応兄に「大丈夫??」と声をかけ、その次に私が発した言葉が
通帳どこ?暗証番号は?でした
そして兄は兄で、痛みをこらえながら私に自分の財布と通帳の場所、暗証番号、そして義姉の暗証番号はおそらく○○○○だと思うから、いろいろと頼んだぞ!と。
思い出したら今でも可笑しくなるけど、あの時はお互い必死でしたから~
結局兄は1ヶ月ほど入院したのですが、その間に兄と義姉の口座や保険、その他諸々を確認整理をして、変なところで几帳面な(笑)私は全てをファイルにまとめ、誰が見ても一目瞭然にしておいたのでこれでもう兄夫婦の終活はバッチリです
私の暗証番号も兄に教えておきました
まあ、うちの場合は数年前から家族の誰が見てもわかるように書類を整理していて、今さら兄にお願いすることはないですけどね~
義姉が若年性アルツハイマーになったこともですが、今回のことといい、人生いつ何が起こるかわからないな~と実感させられた兄の入院騒動でした。
みなさま、お気をつけくださいませ