新任の先生がいらっしゃいました | 飯塚病院 漢方診療科のブログ

飯塚病院 漢方診療科のブログ

漢方診療科へようこそ♪

Hです。

今年度から、新任のN先生がおいでになりました。

関東で漢方の研鑽を積まれていた先生です。人員不足の中、早速外来をこなしていただき大変頼もしく感じています。

これからどうぞ宜しくお願いいたします。

 

ーーーーーーーーーーーーー

4月から漢方診療科に赴任しましたNと申します。
リハビリテーション科医として従事する中で漢方を勉強しようと思い立ち、東京の病院の漢方科で研修し、この度縁あって飯塚病院に参りました。
リハビリ科では、さまざまな病気や外傷などにより生じた、移動や身の回りの動作、コミュニケーションなどの障害に対し、機能や能力の回復、残存した障害の克服を目指し、家庭や社会へ復帰できるよう診断治療を行いますが、この際、リハビリ意欲がわかない、食欲が低下して栄養状態や筋力が低下してしまう、という患者さんもおり、思うようにリハビリが進まない状況に悩ましく思うこともありました。このような時に、漢方がもっと使えるようになれば、患者さんの生活をよりよくできるのではないか、と思い、漢方を勉強したいと思うようになりました。
飯塚病院の漢方では、「食う、寝る、出す、遊ぶ」を整えることを念頭に漢方治療を行うという教えがあり、この考え方は、「まさにリハビリ!」と思うところです。両者の共通するところもありつつ、アプローチの違いなどはありますが、患者さんの生活の質をよりよくしたいという思いは同じ。それぞれのよいところを生かした治療を行うことで、皆様のよりよい生活につなげることができるのではないかと思っております。
現在は、みっちり飯塚流漢方のレクチャーを受けており、たくさんの共感やら驚きやら目から鱗やら、いろんな刺激を受けている日々です。
皆様の心身の健康をよりよくするお手伝いができるよう、日々研鑽してまいります。
よろしくお願い申し上げます。