Gです。
もう1月も終わりです。
今年も残すところ、あと11か月。
(これを言うのはT部長と土曜日の朝の神田正輝ぐらいです。)
さて、社会的には受験や卒業シーズンですが、当科でも15年勤められたI先生が卒業されます。
(当科にはI先生が2人いますが、犬○先生のほうです。)
I先生は初代部長の三潴先生の薫陶を受け、立派な漢方医となられました。
日ごろは穏やかな先生ですが、漢方でしか治せない、救えない医療難民がいるんだ!と、
熱く語られることがあったのも印象的です。
これからは新しい場所で漢方の高みを目指され、同時にご自身のお弟子さんを育てていかれることでしょう。
T部長も三潴先生に教えを受けられましたが、お直接の師匠様はT澤先生です。
そうなると当院に残る三潴先生の弟子となると、もう大幹部Y先生しかいません。
大幹部Yの時代がくるのか、来ないのか。
それなりに存在感は増しておられます。どうなるのやら。
当科で漢方医として過ごされた先生方のリストを拝見すると、とても沢山の方々がおられることに驚きます。
今は割と少数精鋭で診療にあたっていますが、色んな大学の学生さんたちが見学に来てくれるので、
意外とにぎやかです。
欲をいえば、研修医の先生や、若手の先生や、ベテランの先生方も押し寄せて来ていただけると我々の
気分も更に上向きになります。とはいえ、専門医制度の変化のせいか、若手の先生方が勉強に来られる
機会はなかなか得難いのかもしれません。
見学者のお相手にしても、レクチャーにしても「種をまくことが大切なんだ」と皆が口々に言われます。
そうかもしれません。興味とお時間のある方はお待ちしています。
T部長は漢方で不妊治療中の患者さんにこのように声をかけておられるようです。
「種を蒔くだけじゃなくて、目が出やすい状態に畑を耕すことも大事なことなんです。」と。
漢方界に話を変えると、畑を耕す行為とは何をさすのでしょうか。制度の問題なのでしょうか。
遠くでも近くでも、漢方仲間が増えないかと切に願っています。
更新予告:「新しいメンバーが加わりました!」(いつの発表になるかは未定です。)