「遺言書」に関する事を中心に投稿しています。ただ、遺言書という意思表示が出来るように
なるまでにはある程度の年齢にならなければ出来ません。自然人は出生と同時に権利能力を
取得しますが、行為能力はまた別なのです。本人保護の要請は勿論、社会経済活動を保護
するためにもそうなっているのです。最近、幼児の建物からの転落死のニュースが目につきま
した。私の同僚にも2歳男児がいるのですが、彼は自宅に関しカメラを設置して、スマートホン
で自宅の様子が見られるようにしています(私にも見せてくれました)。その他、子供が道路に
飛び出したりしないように玄関口にもさまざまな防止策が講じられています。大切な事だとも
思います。彼の場合、夫婦共働きで、老年の祖母はいるのですが、やはり子供の事が心配な
のだと思います。そこまでして我が子の安全を確保したいと、さまざまな措置・対策をしている
のです。小さいうちに命を失う事故はたいへん痛ましい事であり日本の社会(少子高齢化)に
とっても重大な損失になると思うのです。各家庭での措置・対策も勿論必要ですが、社会全体
としても、出来る限りの事をして幼い命を保護する仕組みを確立したいと考えています。まず
出来る事からの実行、悲劇が起こった後、ああしておけばよかったと後悔しないための事前
措置が大切なのだと思います。