毒物・劇物を飲食物に混ぜて飲食させ・させようとした事件が最近数件起きています。何とも

悲しい出来事です。特に、身内の者や教育者による犯行は恐ろしい限りです。信頼関係の破

綻にもつながりかねない事であると思います。飲食物への混入機会を制限するとかそういう事

だけで問題解決にはならないかもしれません。混入させる機会は無数に存在するからです。

恐ろしい時代になってしまったのかもしれませんが、本来、人間と人間の信頼関係を基礎にし

て、人間社会は成り立っていると考えています。私も、亡父の残した遺言書を名宛人である

私が受け取る事が出来なかったというのは、今でも悔しい限りなのです。他の行政書士から

なぜ「お父さん(飯嶋眞)はあなた(飯嶋真一)に直接渡さなかったのか。」などと言われても

なんにもならないと思うのです。そもそも、発信者から受信者である名宛人以外の者がかって

に中身を見て、「遺言書」を渡しもしないという事じたいが信頼を裏切るものだと思うのです。

20年以上経過した今日においても、時が心情を鎮静化させるなどという事は全くなく、かえっ

て、「遺言書」の中に亡父は何をメッセージとして書いていたのであろうかという思いは強くなる

ばかりなのです。