死は、永遠の別れではない。

それは、あの世への旅立ちであり、

本来の世界に還ること──。

 

人は、死後どこへ行くのでしょうか。

「死ねば何もかも終わり」なのでしょうか。

そして、「脳死」は

ほんとうに人の死なのでしょうか。

 

いま問われている脳死移植の問題点から、

自殺や先祖供養の真実まで──。

死についてあらゆる疑問の答えが、

霊的視点から明らかに。

 

 

 

 

あなたの常識が、根本からくつがえされる一冊です。

 

1章 死の下の平等

1 なぜ宗教という分野の仕事があるか

宗教家は死の専門家でなければいけない

「生老病死」は宗教の根本問題

現代の科学は生命が理解できていない

 

2 目に見える世界以外の力が働いている

科学による第一原因論は迷信に聞こえる

光の粒子が持つ機能

動植物に見る「生命を育んでいる力」

 

3 「人は必ず死ぬものだ」という覚悟を

人生は一枚の葉っぱのようなもの

死は突然にやってくる

 

4 霊界での新しい経験

あの世にも子育てがある

天使の予備軍は、死んだ人を導く仕事をする

死を自覚させるための、さまざまな方便

霊界での経験値を増やしていく

唯物論的な人を説得するのは難しい

“思想犯”は「無間地獄」に隔離される

 

5 死後、あの世での行き先が決まるまで

自分の死を信じない人もたくさんいる

儀式としての「三途の川」

三途の川を渡らない場合

過去を映す「照魔の鏡」

守護霊は“生前ビデオ”を撮っている

誰から見られてもいいような人生を

 

 

2章 死後の魂について(質疑応答)

1 死期が近づいた人間の魂の様相

死の一年ぐらい前から、さまざまな準備が始まる

 

2 死後、人間の魂はどうなるか

魂が肉体から離れるまでの状況

地上を去り、死後の世界へ

死後の世界での年齢について

死後三年ぐらいで、自分が望む年齢の姿になれる

子供の魂は天上界で大人にしていく

 

4 自殺した人の霊はどうなるか

自殺霊は地縛霊になることが多い

自殺霊が天国に行くための条件

 

5 戦争や震災による不成仏霊たちの供養

多くの人を供養するには、かなりのエネルギーが要る

不慮の死で天上界に還った人は生まれ変わりが早い

地域浄化のための供養は死後三年目ぐらいまで

 

6 あの世を信じていない人への伝道の意義

あの世の知識があると、死後、気づくのが早い

まずは知識を入れ、さらに信仰を持つ

 

7 脳死についての考え方

「霊子線」の切れたときが死である

内臓には意識がある

脳の機能が止まった段階で臓器を取られたら痛い

 

 

3章 脳死と臓器移植の問題点

1 真実を知る宗教家として、正論を述べる

 

2 ほんとうの死とは何か

「唯脳論」は新しい唯物論

魂こそが人間の本体である

脳死状態では魂はまだ生きようとしている

臓器移植に伴う憑依現象

臓器の提供者は、あの世でどうなるか

「霊肉二元」ではなく「色心不二」が正しい

死とは肉体から魂が離脱すること

 

3 現代の医学は、まだまだ未開の状態にある

人工流産は霊界の混乱を引き起こしている

心臓移植は古代の宗教儀式の復活

 

 

4章 先祖供養の真実

1 先祖供養の意義

宗教の第一使命とは

先祖供養──過去に生きた人に対する救済

 

2 先祖供養における注意点

「奪う愛」へのすり替え

供養の原点──自分自身が光を発する

供養大祭の霊的意味

 

3 死はあの世への旅立ち

諸行無常としての死

死は永遠の別れではない

 

4 救済の前段階──責任の自覚

 

5 晩年を生きる心構え

この世への執着を断つ

発展がもたらす世代間の断絶

「滅びの美学」を持って生きる

 

 

5章 永遠の生命の世界

1 この世は、かりそめの世界

この世が仮の世であることの証拠

人生における、さまざまな苦悩

 

2 魂を鍛え、光らせるために

 

3 真実の価値観に基づいた仏国土を

 

あとがき