2023年度の家計調査が発表されました。

 

ここ数年、バラエティ番組などで取り上げられたりして話題になることがあった「餃子の年間購入額」。

 

「餃子」と言えば宇都宮市や浜松市が有名でしたが、2021年度の家計調査で宮崎市が1位になり、2022年度も宮崎市が連覇したことで、バラエティ番組や情報番組で取り上げられていた記憶です。

 

しかし、2024年2月上旬に発表された2023年度では浜松市が1位、2位が宮崎市で三連覇とならず、3位が宇都宮市になったとのこと。

 

宮崎市が初めて餃子の年間購入額で1位になった時に、宮崎市出身で大学から大阪在住の子が言っていたのですが、餃子は宮崎では家族や友人もそんなに食べなかったから違和感があって調べたら、この家計調査で対象となるのは「お惣菜やテイクアウトの焼き餃子と生餃子のみ」が餃子として集計されるんだそうです。

 

一応今回ブログを書くにあたりチェックしましたが、やはり外食として食べる餃子は含まれず、「スーパーの総菜やテイクアウトで購入した焼き餃子もしくは生餃子」が集計対象とのことでした。

 

だからスーパーなどの冷凍コーナーで売られている「冷凍餃子は集計の対象外」だし、ラーメン屋さんや中華料理屋さんなど「飲食店で食べられた餃子も対象外」なんだそうですよ。

 

宮崎市出身の子が言うには「宮崎は生餃子を餃子専門店で買って自宅で焼いて食べる」家庭が多いハズとのことでした。

 

彼女の実家では、餃子が食卓に並ぶことなんて年に1度とか2度くらいのものだったそうです。

 

なんでも宮崎市で生餃子といえば「ぎょうざの丸岡」というところ一択なんだそうで、例えばテレビで餃子を観て食べたくなったりして、「餃子食べたい」と家族の誰かが言って家族内で賛同が得られれば、母親がわざわざ車で買いに行くという感じだったようです。

 

彼女の実家から「ぎょうざの丸岡」まで車だと10分くらいらしいですけどね。

 

「大阪市内に住んでてイカ焼きが食べたくなった時、車で10分くらいの距離に阪神百貨店があるなら地下のイカ焼きが食べたいでしょ。それと同じ感じ」とのことで、当時なるほどって納得しました。

 

やっぱり宮崎市が1位になった後に地元へ帰省した際、家族や友人と話題にしたそうですが、宮崎市だとお持ち帰りの生餃子と言えば「ぎょうざの丸岡」が1強だったところに、餃子が御品書きにあるラーメン屋さんや町の中華料理さん達が「家計調査で宮崎市の年間餃子購入額を1位にしよう」と推進協会みたいなのを作って盛り上げたり活動していたと地元のテレビで放送されたりしたらしいです。

 

私も確かにラーメン店の経営者だったか女性の方が、宮崎市の餃子を盛り上げるために奮闘していたような特集を何かの番組で見たような記憶が薄っすらあります。

 

宮崎市出身の子が言うには、宮崎で生活していた頃にラーメン屋とか中華料理屋に食事に行っても、家族にお兄さんがいるそうですが、餃子は頼まなかったし、友人とたまにラーメン屋へ行っても餃子を注文する人はいなかったそうなんですね。

 

彼女曰く、「辛麺は辛麺しか食べないし、ラーメン屋へたまに行ってもラーメンだけ、お腹空いてる子や男性でもラーメンと炒飯とかラーメンと唐揚げのセットだったし、中華料理を家族で食べに行っても餃子は頼まなかった」とのこと。

 

しかし、大阪で生活するようになって餃子の王将に行ったら、まず最初に生中感覚で「餃子いる人?」って確認されるし、周囲の他のテーブルの注文とか運ばれてくる料理を気にしてチェックしてたら、当たり前のように餃子が運ばれてくるから、大阪の人って餃子好きなんだと思ったそうです。

 

「ぎょうざの丸岡」って宮崎市には2店舗(※一応確認したけど確かに2024年2月時点でも宮崎市には2店舗でした)しかないけど、宮崎市が全国1位になるのは面白いって言ってましたよ。

 

大阪で餃子の王将とか行くとみんな餃子を頼んでるイメージだから、宮崎市が餃子で1位と言われても違和感しかないらしく、餃子の外食費を含めたら宇都宮市や浜松市はもちろん、大阪市や京都市にも絶対負けそうって言ってました。

 

今回はかなり浜松市が頑張ったみたいですが、来年はまた話題になるのかな。