アップル社の「Apple Watch Series 9(アップルウォッチ シリーズ 9)」「Apple Watch Ultra 2(アップルウォッチ ウルトラ 2)」の2機種が、米国で販売停止となるそうです。

 

他社が持つ「血中酸素濃度センサー」に関する特許をアップルが侵害していると、2023年10月にITC(米国際貿易委員会)が判断したことが理由のようです。

2023年12月19日(火)時点の発表だと、アメリカではApple Storeオンラインは12月21日から販売停止、アップル直営店は12月24日から販売停止となるそうです。

 

ちなみに「販売停止」は「アメリカ国内だけ」ですよ。

 

ただ、例えば米Amazonをはじめとした通販サイトや、米コストコをはじめとした量販店など、Apple Watchを販売しているところでも販売されなくなるかどうかは、いくつか記事を読みましたけどどこにも書かれていませんでした。

 

年末年始の休みにハワイやアメリカ本土へ旅行に行った際、アメリカで「Apple Watch Ultra 2」とか「Apple Watch Series 9」を買おうと思っていた方は要チェックだと思います。

 

なお、「Apple Watch SE」だけは特許侵害していると判断された「血中酸素濃度センサー」を搭載しないので販売継続。

 

アメリカの制度ではITCの判断後60日間経過するまでは、大統領の拒否権でITC判断を覆すことが可能らしく、その期限は12月25日なので、販売停止が取り止めになる可能性も現時点は残っているらしいです。

 

この販売停止が2023年12月25日までに取り止めになるのか、今後どうなるかをアップルが模索しているようですが、これはとりあえずアメリカ国内だけの話で、日本をはじめ、他の国々では2023年12月19日時点では全く関係ないらしいので、アメリカ以外の日本や諸外国では普通に販売継続されるそうですけどね。

 

けどまぁ特許問題なり法的な問題なり解決しなければ、アップルウォッチ自体の機能などにも今後影響し得ると思うので、展開は気になりますね。