2021年8月31日(火)に阪急阪神百貨店を傘下に持つH2Oリテイリングが、関西スーパーマーケットを子会社にすると発表しました。

 

H2Oリテイリングが関西スーパーを子会社化することで、同じく傘下の阪急オアシスとイズミヤの3社を経営統合すれば、関西圏ではトップクラスのスーパーを展開することになるという構想のようです。

 

百貨店事業はコロナ過もあって事業が低迷。

 

スーパーは巣ごもり需要もあって増益のようですから、H2Oがこのような動きになるのは必然だと思ってました。

 

しかし、9月2日(木)に関東圏でディスカウントスーパー「オーケーストア」を展開するオーケーが、関西スーパーの買収に乗り出すことを決めたと報じられました。

 

関西スーパーの株主総会で、オーケーが自らの買収案を説明して、他の株主にH2Oの子会社化反対を呼びかけ、否決された場合にはTOBで完全子会社化を目指すということのようです。

 

オーケーも最近ではテレビで紹介されたりすることで目にすることが増えてきましたし、同じく関東圏のスーパーであるロピアも関西にチラホラ出店してきてますから、オーケーが関西圏へ出店する場合、新規で新店舗を増やすより、関西圏のスーパーを傘下にする方が手っ取り早いということなのでしょう。

 

ロピアの経営者が元フジアナウンサーの加藤綾子さんとの結婚したことで、全国的にロピアの知名度はアップしました。

 

オーケーもH2Oと関西スーパーへ横槍を入れてきたということで、ちょっとは関西圏で知名度アップしそうな話題ですから、成功、失敗どちらに転んでも名前を売るということでは意味もありそうですね。