閑静な住宅地にある友人宅。

 

就寝しようとすると「シーン」という音が逆に聴こえてくるレベルで寝られないという家だったそうです。

 

しかし、長年空き地だった友人宅の隣に24時間体制の営業所ができました。

 

深夜早朝でも車で出退勤する従業員がいるそうで、「ドン!」、「バン!」という車のドアの開閉音が響き渡るし、エンジンをかけっぱなしにする従業員もいるとかでエンジンやマフラーの音で目が覚めるそうです。

 

さらに早朝でも営業車の洗車をしたり、交代時に大声で会話をするのがとても気になるとか。

 

24時間出入りがあるなら防犯にはいいんじゃない、というくらしか慰めようもありませんでしたけど、そう伝えると確かにそれはあるかもね、と営業所の騒音に関しては、まぁ仕方がないかという感じでした。

 

しかし、さらに今度は裏手の空き地に某チェーン店の量販店が出来たとか。

 

量販店ですから深夜、早朝にトラックが荷物の搬入に来るそうです。

 

トラックの煩いエンジン音、さらに荷物を積み下ろししている、「バン!」、「バン!」という、とても大きい音が鳴り響くようになったそうです。

 

友人曰く、量販店のトラックのエンジン音と搬入音が午前2時半にして目が覚める。

 

午前3時半になると営業所にうるさいバイク(擬音を聴く限りスーパーカブっぽい)で新聞配達が来る。

 

午前4時半になるとまた量販店に搬入のトラックが来てエンジン音と搬入音がする。

 

午前6時半になると営業所の従業員が大声で会話を始めたり洗車を始める。

 

やっぱり量販店に来るトラックのエンジン音とバン!バン!と響く積み下ろしの音が最悪らしいです。

 

時間も午前2時半と午前4時半ですからね。

 

この量販店は住宅地の真ん中に建てられたので、この量販店と量販店の駐車場を囲むように左右には住宅が建っている訳です。

 

隣接するご近所さんはあまりに腹立たしいので、顔を合わせると深夜と早朝にうるさくて眠れないという話になり、その量販店には誰も買い物には行かないそうです。

 

まぁトラックで積み下ろししているのは出入り業者でしょうけど、そんな量販店では買い物をしないという気持ちは分からなくもないですね。

 

友人からこの話を聞いて、そういえば眺望が気に入ってマンションの最上階を購入したら、購入した時には路地を挟んで小さい倉庫があった場所に、数年後に同じ高さのマンションが建てられて眺望が塞がれたと嘆いていた知人がいたのを思い出しました。

 

これから新居を探す時、賃貸なら問題が発生した場合には引越すということもしやすいですが、購入される場合には、周囲に空き地や駐車場などがある場合はもちろん、すでに何か建っている場合でも、そのスペースに今後、何が建つ可能性があるかまで確認した方がいいかもしれないですよ。

 

先のマンションを購入した知人も、小さい倉庫が取り壊されて跡地が駐車場になった時、車6台くらいしか停められない駐車場だったし、まさかそんなスペースに同じ高さのマンションが建つとは夢にも思わなかったそうですよ。