⚫︎ ピアノだけどピアノだけじゃないピアノ教室♪
こんにちは、ひまわり音楽教室佐藤久美子です。
教室を始めて36年目となり、歳だけはとりました
36年の間には数え切れないたくさんの子供達との出会いと別れがあり
一人一人の個性を見極め、その子に合わせたレッスンをして来ましたが
今思うと若い頃は失敗もたくさんありました。
やる気と情熱だけが先に行き、中身がついていけてない状態。
指導力アップを目指し勉強もたくさんたくさんして来ました。
全国のカリスマ先生のレッスン見学、勉強会、セミナー、講座、研修会、交流会
日帰りでも泊まりでも、とにかくいいと思うものを見つけたら全国各地へ行きました。
郡山ピアノ指導者協会、ヤマハレッスン研究会でも20年、指導のためのありとあらゆる勉強をさせていただきました。
コロナ禍ではオンラインでの受講、これもありとあらゆる先生のを現在進行形で。
今年になってからも月2から3ぐらいのペースで受講しています。
それ全て今の自分の財産。
それだけは自分を褒めたい唯一の所かな
そんな中で、36年前から変わらないこと…それは
ピアノの先生はピアノだけ教えてればいいのではない、という私の信念です。
子供の心を聴き、寄り添い、大人としての助言をすることもあれば
怒っている気持ちに共感したり
切なくて泣いてる子の背中をさすったり一緒に泣いたり
この子に今必要なのはどんな対応、どんな言葉だろうと考えたり
「こんな方法もあるよ」と提案したり
進路についての助言をしたり
◯◯ちゃん、靴が揃ってないよ、将来困るから今のうちに癖をつけようねと言ったり
人にモノを渡すときは相手が受け取りやすいように渡そうねと言ったり
英長文の訳し方を教えたり…もはや何屋かわからない(笑)
大切な子供達の将来のために
大人として教えられることは教えたい。
ただそれだけです。
駆け出しの頃、高3まで来てくれていたH君は学校での友達関係に悩み
それをいつも私に話して帰っていました。
卒業後、H君のママさんから「先生がHの話を親身に聞いて助言して下さったお陰でHがどれだけ救われたか、それで無事に卒業もできたんです、本当にありがとうございました」
と言われた時は、これで良かったんだ…と思いました。
ピアノを習いに来てるのに、ピアノはほとんど弾かず話が止まらないH君に
若かった私は「ピアノやりに来てるんでしょ」とたぶん何度も言ったと思いますが
親にも友達にも言えない悩みをピアノの先生に話してくれるなんて
よく考えたらこんなうれしいことはないですよね、信頼してくれてる証ですから。
そんな信頼関係の上に成り立つピアノレッスン。
だから「ピアノだけどピアノだけじゃないピアノ教室」は私の中では深い意味を持つんです。
今も深い悩みを抱えた子が数人います。
その子にとってはピアノよりそっちの方がずっとずっと切実。
「何で練習しないの⁉️」と言うのは簡単だけど
子供の心を拾い上げ、その心と真剣に向き合える指導者になりたい。
そう思って36年過ぎました。
そしてこれからもずっと。
…とは言えでも、もちろんピアノがメインですよ
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