7/6 BOUM×3以来の慎吾くんの個展へ行ってきました🙌

 


*作品についても触れていますので

何も情報を入れたくない方はご注意お願いいたします


12:30~15:30

たっぷり3時間かけて観て回りました

 

1度目はメモを取りながら

(シャーペン持参し問題なかったものの 各場所に配置されてるスタッフが何で書いてるか声掛けする可能性があるからと 美術館から使い捨ての鉛筆を受け取りました

美術館によってはシャーペンダメなところもあるようなので最初から鉛筆にすればよかったと思いました)

2度目は1度目で気になったことを 慎吾くんの傾向のようなものを確認したくて

そこを意識しながら

 

闇エリアからスタート

ドクロモチーフ作品が目立ちます

ピエロも

 

目のない顔

目のみがいくつも描かれているもの

 

口や歯も何かと登場する印象

 

作品の中に NOと描かれているものが複数あるような?

 

様々な作品がありますが やはりあの一角にあるくろうさぎのスケッチブックのコーナーは闇の闇としか・・・

衝撃でした

20年経っていても あのスケッチブックの中のくろうさぎ や文字から黒くモクモクしたものが出ているような

図録にはスケッチブックの表紙しか掲載がありませんでしたが

きちんと裏には【03.10.29 shingo

2003年10月29日のあの頃 何があったのでしょう

新選組!の撮影真っ只中だったかもしれませんね

一つ一つの文字の乱れ

くろうさぎも ものによっては塗り方が非常に雑なものも

当時 どんな気持ちで1枚1枚

一文字一文字書かれたのか・・・

想像して ダメージくらいました

公開されているということは この頃の闇はもう出しても大丈夫

そういうことなのかなと

 

その後 闇のエリアラスト辺りにも

くろうさぎ作品が続くコーナーが

ここもズーンときました

くろうさぎ ぬいぐるみは可愛いけど 作品から感じるのは可愛いよりも闇

負のオーラというか 

【kokoni IRUYO......】

自分の気持ちをそのまま 作品に描いているとは思わないけど

くろうさぎに関しては 他の作品以上に慎吾くん自身を思わず重ねてしまいます

 

闇エリア終了直前の 小さなくろうさぎのオブジェ

そして床に映る照明のくろうさぎ

こちらはほっこりと癒されます

 

カーテンを開ければ 光のエリア

なんだか 慎吾くんの内部から飛び出したような気持ち

やっと出れた

そんな思いもありました

ちょっと息苦しかった

それだけ闇エリアは闇でした

なかなか こういう展示はないのではないでしょうか

だから実際に眩しいし 気持ち的に解放されて

展示方法も高さもあるし それまでのエリアと違って一目で作品が沢山あることが分かるので

舞い上がってしまいました

どこから見ていこうか

どう見て回ろうか?とちょっと迷いました

それだけでワクワク

 

シルバーの折の中?組み立ての柵の中の作品は

裏側の慎吾くんが書かれたタイトルや 

【日通関東美術支店】のシールが

美術品を運ぶのに必要なもの?

裏側はBOUM×3の時にも見えるものは見えたので じっくり観察していました

 

【ちきゅうくんカッポル】2010年

BOUM×3の時に見て テンション上がった作品

再会できました

2010年のライブのオープニングを思い出します

トムブラウンのコレクションでも地球をかぶっていたような記憶があるのですが

慎吾くんのインスピレーションかなと

 

こちらも BOUM×3の時にもあったかと思いますが

しんごのいたずら 原画展示

懐かしい展示の数々

雑誌に掲載された

95年3月号

95年7月号 と別紙にチラッと書いてあるのが見えたり

ウィンクアップですね

 

WHO AM I

を左右に挟む エッフェル塔 と 東京タワー

ここは圧巻🙌

インパクトあります

ここらへんかな

見て振り返って沢山の作品があり 目の前には1つ1つ見ても大きな作品で

どれだけの時間を費やされて 完成させ続けてこられたのだろうと

ただ作品が並んでいるのではなく 慎吾くんが作品を生み出し向き合った時間がここには詰まっている

と感じました

 

映像コーナーも

10の作品の制作過程がギュッと

 

基本は背景も全て埋めるように色を乗せている慎吾くん

その中で 余白部分がある作品は目につきます

 

段ボールに描かれている作品も多数

よく見ると持ち手の穴をそのまま使っていたり 

段ボールに印字されている文字がタイトルになっていたり

 

2回ぐるっと回って確認しましたが

ほとんどの作品が額に入っていない

詳しくはないけど 美術館に行くと大抵は額に入っているイメージ

しんごのいたずら 原画のところ以外では

2つかな?

1つは 宝箱

これは額も含めて作品の細かい装飾

 

もう一つは NOTITLE(2013年)

泣いてるやつ

とメモしてるけど恐らく図録072かな

慎吾くんのこだわりがあるのか 気になるところです

 

ヤンチェの原画を中心にそれぞれ4面に吊り下げ展示は圧巻!

 

慎吾くんは絵具を直接キャンバスにつけて色を乗せるから

凹凸が分かりやすいものが多い

それは図録では難しい

凸凹してる

と観察していますが たまにスッキリ厚みがないものもあったり

絵具の種類かと思いますが

テラテラ?

テカテカ?ツルツル?

質感の違う作品もいくつか

それも図録では難しい

 

図録067 NOTITLE

線描きの悲し気な顔

実際はパステルカラーで 儚さがあったなと

本物を映して 質感が別の紙に印刷して

だから仕方ないですよね

 

慎吾くんの髪で作られた くろうさぎも図録を通してみると

実際は黒や茶色と色んな髪の毛の色が混じってるけど 細かい色合いは難しい

 

やっぱり生を目にできるって貴重🙌

近くならもっと行きたい

でも行くことができてよかったです

作品沢山展示されているので 感想こんなもんじゃないんですけど

ここらで締めます

 

いつか我が県にも来てくれたら・・・

地域限定の絵を描いていただきたい

来られなくても47都道府県描いていただきたい

広島はタワーがないから定番だけど宮島の鳥居 原爆ドームとかかな?

お好み焼きも?

慎吾くんのイメージする各都道府県 みたいものです

どこかのもみじ饅頭とコラボしてくださらないかしら?

 


福岡市美術館限定

二〇加煎餅も購入できて満足です!