日本の領土問題でにわかに外交があわただしくなってきた。
北方領土、尖閣諸島、竹島を取り囲んでロシア、中国、韓国が持論を持ち出している。歴史上から見てもこれらの島は明らかに日本の領土である。この問題を議論するとき <日本の外交の弱腰> と一言で
かたずけるが、それよりも <日本の力の弱さ> が露呈すると考える。 ロシア、中国、韓国に好き放題にされ何の反論もできない政治家を攻めるより、もっと基本的なことが日本には欠如している。
それは <資源のなさ> である。
石油ー、食料品、レアメタル、鉄鉱石などどれをとってみても外国に頼らなければ日本の経済は成り立たない。この弱さがあるため外国と対等に言い争うことはできない。今日、惹起している領土問題の綱引き
にしても思いっきり引くことはできない。二言目には <日本製品の不買運動> <日本への資源輸出ストップ>のカードを切られるので弱腰にならざる負えない。
また日本は <輸出立国>である。その最大のお客様は <中国> である。そのお客様に対して真正面から反論できないのである。野田政権が弱いだとか、日本の外交が逃げ腰だとか攻めるだけでは問題の解決にはならない。
私は日本の政治家はもっと外国に出かけ常日頃から意志の疎通を持つべきである。国民性かもしれないが、どうしても引き込み思案である。日本の利点をもっとアピールすべきである。少しでも日本の立場を向上させるべきである。問題が起こってからでは遅すぎる。どうしても日本人は <ことば> の壁がありどうしても <内弁慶>になるのである。
アメリカにしてもしかりである。日米安保条約によりアメリカの傘の下で日本は守られているのである。
<基地問題> <オスプレイ問題>にしてもすべてアメリカの言いなりである。野田政権がいくら住民のことを考え、それらを反対してもアメリカの力で押されたらどうすることもできない。 もし軍事事変が起きればアメリカの援助がなければ日本は生き延びることはできない。
日本人の頭脳は素晴らしいものがあるが、外国の力を借りなければ生きてゆけない現実から逃げることはできない。 弱腰を非難する前にこの現実を対峙すべきである モンスター