2017年12月28日の日記より

 

 

ズドラーストヴィチェ!皆様スパシーバといきなりロシア語講座のお時間でしょうか?ライフのイベの景品を眺めて思い出すのは映画『ドクトル・ジバゴ』ララのテーマが大好物なワタクシ。ボリス・パステルナークの原作は10代後半に読みましたが内容が大人すぎて理解できなかった。今?まあ大人の世界にゃ色々あるだベよと茨城弁でしんみりするわな。

 

 

 

ファム・ファタルなラーラには運命を共にした男達がいるわけでして。映画は随分割愛されていましたがラーラがロシアを象徴する女ならば、最初の男の富豪コマロフスキーは帝政時代を、夫であり同志でもあるパーシャはロシア革命を、恋人ジバゴは異民族融合のソ連を意味していたのでしょうかね?それを一つにまとめた運命の女。ファム・ファタルは創作が多い、だけど歴史が動く時、確実に現実に現れますね。

 

リアルが飼い猫の世話をしている間に誰かがいらしたみたいで「おやつ増えてる」ありがとうございます!映画の続きですがワタクシはトム・コートネイが好きなので夫パーシャを食い入るように観ていましたが(~_~;)あんまり出てこなかったのよね。なんちゅーかメロドラマみたいな映画…音楽と風景と巨匠デヴィッド・リーンが撮ったから、まあ良しとすんべ。

 

1960年代大好き女としては映画のドクトルジバゴに出演している俳優女優は大好物勢揃いなの。ラーラとジバゴの間に出来た娘ではないのか?という役をやったのがスゥインギン・ロンドナーの大好物、女優リタ・トゥシングハム。発音難しいw決して美人とはいえないんですが60sの時代の匂いをまとう女優さんのひとりですね。

 

 

ピグ友トーマさんはタイムマシンがあったらウッドストックに行きたい!と言ってますが、ワタクシはこの1964年~69年位までの間のイギリス行ってみたいですね。もうめっちゃお洒落してマージービートでゴーゴーダンスよ♪ネオモッズの間では、このリタが出ていた『ナック』という映画はバイブルですがワタクシはそんなに感銘受けなかったなぁ。

 

同じくネオモッズのバイブル『さらば青春の光』、これもねぇあんまり感動しなかったの(~_~;)『ライ麦畑でつかまえて』と同じ臭いしてね~。まあストーリー展開は単なる青春のお馬鹿さんだよねと受け止めてます。さて日本のリバプール=横浜に来月ネオモッズの親分ポールウェラー来るのねでビックリ。横浜ベイホールってィヨコハマミナトの親分さんの所でしたよね確か…。

 

横浜イコールお洒落な街ではありませんよ~あれはほんの一部。横浜ベイホールある場所はすっごい辺鄙。駅から随分歩くし。ホールの目の前のDIYショップは我が家御用達(~_~;)。ポール・ウェラー、うら寂しい光景を見てリバプールを想起してくれることを願う。ごちそうさまでした。

 

 

 

 

 

 

2018年4月10日の日記より

 

 

ニホンの皆様、9品のプレゼントThank you, xxx(キスマーク)。
……と本日のコスプレはリアル大好物のナンシー・シナトラ。フランク・シナトラの娘で1970年代までアイドル歌手でした。今も現役バリバリですけどね。なんでナンシー?と問われれば昨日からずっと彼女の007の主題歌『You only live twice』が流れているんざます~。

 

 

007のYou only live twice(邦題にするとアメーバピグ検閲で引っ掛かるので英語で勘弁Death!)。日本舞台で丹波哲郎・浜美枝が出演。歌詞読むといいねコリャ。ナンシーの声もいいんだわ、だてにド偉い歌手を父に持つと比較されるが彼女の声はトーチソングといって『ともし火で人を導く声』ともいわれてたのだ。この歌詞と声がぴったりなのだ。

 

 

ワタクシの青春時代は1960年代のレコードは中古市場でも高くて(-"-)。ナンシーのLP、なかなか買えなかったんよ~。バイトして買ったはいいが今やユーチューブでほぼ全曲聴ける世の中だ。ナンシーはミニスカートとブーツのイメージが強いけれど、やはりお嬢様なのでしっとりジャズやボサノバ風もいける。まさに親父の血筋なのだ。

 

 

ナンシーを昨日ひさびさ検索して驚いたのがナンシー母(ナンシー・シナトラ・シニアという、つまりフランクの最初の妻)が百歳超えてまだ御健在なのだ。フランクも恋多き男だったが、一貫してラテン系美女が好きなのになぜミア・ファローと結婚したのかが不明なのだ。しかし有名人の歴史とその影に居た女性を関係づけると興味深いな~フランクもしかり。事件の影に女あり。

 

 ※注:この日記の3ヶ月後、2018年7月13日、フランク・シナトラの最初の妻であったナンシーの母は逝去されたとこのこと。御年101歳。

 

 

事件の影に女あり。昨年来のハリウッド・スキャンダル。あの黒幕はミア・ファローの息子だと知りギャヒ~と驚いた。息子画像検索すると、なぜか別れた後しばらくしてから生まれているのに、ミアの息子はフランクに瓜二つなのだ!噂の域を越えてみんな納得のDNA。壮大なハリウッドスキャンダルは実は天国のフランクシナトラが仕掛けているのか?(苦笑)。

 

事件の影に女あり、その2。今日のグーグル画像人物がオマル・シャリーフなのね。ワタクシの若い頃はオマーと呼ばれてました。ドクトル・ジバゴの俳優さん。ジバゴといえばロシア革命。そして、その革命前に居たニコライ皇帝の恋人が気になるのよ~。マチルダ・クシェシンスカヤというバレリーナ。まあウィキ読んで驚いたのなんの、たくましい女だわー。

 

マチルダさんもなんとビックリの100歳近くまで生き延びた人でして。写真ずらっとあって美人(←でもワタクシ好みじゃないのよね)。今のバレリーナと比較しちゃうと体型もずん胴なのだが魅惑的ではある。ニコライ皇帝、このマチルダをずっと傍に置いていたら革命後も亡命して生き延びられたかもなぁと思う。マチルダ、生命力に満ち溢れてる。

 

滅びるとか崩壊するのを深層心理で把握している人って、意識的に破滅を促す人間を傍に寄せるからなぁ。斜陽のロシア宮廷、生き生きとした生命力みなぎる女性を拒んだのが、お付きの周りの宮中の人たちだったというのが皮肉なんだわ。おまけにニコライの嫁(大英帝国ヴィクトリア女王の娘)がそのロシア皇帝一家をどん底に落とす因子を持ってたんだよね。


まあ昔からなーんもしない貴族は頽廃的になりやすいし、そんな環境で生きてきたら田舎くさい芋娘は排除!って思うんだろう。でもマチルダが生き延びられたのはその田舎的生命力だからな~。人たらしも才能のひとつだ。本国ロシアでこのマチルダの映画が公開されたとか。う~む見てみたい。まあワタクシも健全なふりした(結構)頽廃好みという女です。

 

というわけで本日のお題、You only live twice、ナンシーもマチルダも生まれ変わって新しい人生歩みましょうと囁くのよ、でよろしいでしょうか?ちんたら書きつづっていて一番まとまらないのがこのタイピングしているリアルだw。ニコライも、もう一人の自分が居てマチルダと生きていたら歴史はどうなっていたのかねぇ?疑問符と共に、ご馳走様でした!

 


 

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以上、2017年12月28日と2018年4月10日の日記でしたが。

 

ラーラに扮して「ライフの景品」思い浮かべるって、何のイベだったんだろう?と検索したら、子守イベントの白狐?だったのかな。

 

さてさて、2018年のハリウッド及び全米のエンタメ世界を震撼させた『me too 運動』、きっかけとなったローナン・ファロー(ミア・ファローの息子)はこの年、これでピューリッツアー賞を受賞という凄い展開になってしまいましたが。なんかここまで来ちゃうと誰が父親なのか、もうどうでもよく……ならないよ、やっぱり。似てるよ、フランキー。

 

でもシナトラも色々あった人だよねーと(苦笑)。

まあ、結局のところ、本日のブログの2枚目の画像、ちびっ子るうのが語った大人目線というのが重要なのでしょうかね。

 

おとーちゃんフランクの歌声と意味深な歌詞を、最後に贈ります。