2018年7月9日の日記

 

 

今来た馬来た、皆様ありがとう!ライフも馬ゲットしたのでもうこれで心残りありません。まあ日記もあんま長くすると「おびょうきなのでは?」と思われるのがシャクで(~_~;)。否、反対に発信の場をくださったアメーバに大感謝ですのよ。小学校の成績表に(頭はいいんだから)もう少し積極的になりましょうと書かれ母が憤慨したこの身です。

 

さて今日のテーマは奇しくもピグ友トーマさんと同じなサイケヒッピー。コンチクショウおじさんがハマの名物娘だったJちゃん(自主規制)の話題をくれたおかげでもう一人のゴールデンカップスファンだったある女性を思い出して追悼しているのだ。その名は鈴木いづみ。ベースのルイズルイス加部の追っかけ。当時こんな呼び名で゙無くてグルーピー。

 

 

鈴木いづみの事を思う度、感覚重点な人々の恋愛というのはこういうものかと切なくなるのだ。サックス奏者だった夫の阿部薫との肉体を削ぐような愛し方とか。生前の阿部のライブに共演していたのが坂本龍一だったとかまあこの時代(アングラ)がお好きな人にはたまらない刹那と修羅の日々なのだ。そしてワタクシはこの二人の関係を思う度…

 

この二人の事を思う度、前野曜子時代のペドロ&カプリシャスがイメージに浮かぶんだわな。前野さんもディーヴァでありながら鈴木いづみと似た様な人生歩んで。まあディーヴァには幸福は似合わない。鈴木いづみと阿部薫はお互いの為に生まれ存在しあった同志なんだよね。数分の曲にドラマを埋め込むミュージシャンと一瞬を切り書き残す作家。

 

ドラマとしての歌(曲)を内包していたオンナとそれを瞬間的に感情を発露して表現する能力を持つオトコが出会えば伝説は生まれてしまうのだな。こういうのお互いに惹かれ反発しあうというのは当事者でなければ解らんし部外者は入り込めないからなぁ。相乗効果。これも又愛のカタチなのだ。アナタは私の何を持っているのでしょうかという愛だね。

 

たぶんね(憶測だけど)ルイズルイス加部ちゃんはいづみと寝ても歌が生まれなかったんだと思う。だからいづみはおっかけのままで終わったしJちゃんも同じ。付き合う付き合わない別としてミューズなオンナって存在するからね~。それは磁石のプラスマイナスな関係だ。もしもワタクシがそんな女だったら作品があることのみ評価する。

 

男と女の愛なんて色んな形があっていいのよ。ただ最近はあまりにも杓子定規になりすぎて。戦前の言論統制というか隣組みたいに監視社会になりすぎてドラマが生まれなくなってという悪循環やな。若衆も長文が読めないし結果を早く知りたがる。狩場のコンチクショウおじさんはワタクシと対話すると時折えらく哲学的になるのだよ。これも愛かね?

 

 

まあとやかく言う輩もおりますがワタクシが今手芸に凝っている(というかストレス解消)なのは自分の中に完成が無かったからです。その完成を求める為に編んだり作ったりしているのですがね。終わりの次はまた始めを繰り返して時々思いを巡らしているわけでござんす。さてと今年の目標プレイガール宣言でしたが次へ向かいますで今日は終了。

 

 

2018年8月17日の日記

 

トイ・ドールズのオルガに扮する(誰も知らんよ)

 

皆様、お食事おやつドリンク本当にありがとう!消えちゃったのもあるけど(~_~;)皆様のご厚意に深謝ふかぶかブガブガブー♪とりあえずコスプレはたぶん誰も知らないイギリスパンクバンドのトイドールズ。お馬鹿なタイトルとキッチュな容貌で約40年のキャリア。ネリー・ディ・エレファント(エリファントと発音してるw)がお気に入り♪

 

 

さてお着替えしました。夏の甲子園、横浜高校負けました。対戦相手の秋田のピッチャー武者絵のオノコのような面差し。さすが美男美女揃いの秋田県。劇的ドラマティックな試合運びでシャッポを脱いだざんす。ワタクシの高校時代の夏なんて平凡パンチよ。まあ高1の夏休み悪い子になって初ピアス開けましたけどね~。当時は左に2つだけ。後に1個増えましたが。

 

つまり高校時代は左耳合計3つ開けた野蛮人として登校(-_-)。大人になって(←まともになってw)右にワンホール開けて一般人となる。開けてン十年だけど未だ4ホールは健在ですね。途中ピアスしない人生あったけど(注:軍曹を育てる期間)。まあロクデナシ人生でへでも無い。今でもたまに合計4つ入れてる時もありますがね(~_~;)。

 

校則厳しくなかったんですかぁぁぁと怒号が飛び交いそうなワタクシのぢょしこうせい時代。まあ変人扱いされていたので一回だけ担任に呼ばれ「まーそのー皆に見つからないように髪で隠しておいてね」と美空ひばり大ファンのミキオちゃん(←生徒は皆こう呼んでた)に言われたっきりです。とりあえず進学校なのであんまうるさく言われませんでした。

 

夏休みは夏期講習と課題で学校に行かなきゃならんかった。あちーから嫌だったけどね~クーラーなんて無い時代。下敷きでスカートの中パタパタしている女子もいたがや(ワシはしとらんよw)。成績優秀揃いだけど私立文系●●クラスと呼ばれ(自主規制入れます^_^;)その中でも美術系目指す数名は異端児扱い特別扱いでしたのオーホッホホ(~_~;)。

 ※注:在校生とOB・OGと同級生の名誉の為に付け加えますが、当時のクラスメートは殆ど大学進学しました。

 

 

今宵はかなり涼しくなった横浜地方。さっき寒暖計見たら25度でした。25度がこんなに涼しいなんて~と感涙。今日の夕方なんて秋の気配してましたもん。明日は久々に狩場行くかと計画中。ここ一週間クーラー付けっ放しの部屋にこもりのおばちゃま状態(←昭和生まれしか知らん駄洒落)。夫が貰ってきた昭和の装苑ドレメ読みまくり状態でした。

 

全部で何冊あるかまだ数えてないが昭和39年頃から48年位までトビトビであるので好きな人にはたまらんちサマランチ会長(←これも昭和駄洒落)。昭和のサブカルやファッションが好きな人なら悶絶。そしてドレメ装苑だからね後ろに製図が付いている。そう!手先器用な人なら復元できるんですよ。もうタイムマシンにお願いの福井ミカ絶叫♪

 

古い装苑、出てくる専属モデルに大槻ナヨコさんという方がおられるのですがな、な、なんと1980年代のファッションミューズの甲田益也子そっくりなんですよ。これにはぶったまげた。1960年代と1980年代がリンクする。ほーんとミカが歌うようにスイッチ合わせて~♪デザイナーが求める容姿なのかも知れない。大槻≒甲田顔。

 

当時の世相流行反映してますんでね。加賀まりこや宇野アキラ澁澤に鈴木いづみにコシノジュンコに音楽評論では福田一郎だ!読んでいるうちに妄想炸裂のワタクシ。そうよこの服を作っていつか着るわと着倒れ京都の女の霊が取り憑く始末。だって今ってファストファッション皆統一ウニクロは実は国民服のカーキ色じゃないパターンの時代だもん。

 

あと今のモードって筒型デザインというか古墳時代というかユルユルのストン系というか。古い雑誌のフェミニンなドレスとかスーツ、これでもかのダーツ入りのフィットなワンピ。あらためて見るとすっげーお洒落。ユルユル系ってデヴが着ると悲惨なんだよね。ワタクシの理想デザインは1940年以降の欧州風味。

 

ああいう雑誌のモデルはもう痩せ体型なんだけど普通にしていたらこのワンピの腰のラインむらむら村野タケノリですよ。胸のライン出たら綺麗だよねーとか見方がもうグヘグヘおやぢ状態でして(~_~;)。岡田あーみんの漫画の男性キャラみたいになっちゃってね。頭の中はこのワンピ着た『ラストタンゴ・イン・パリ』状態。嗚呼禁断の映画世界w

 

妄想全開でマリアシュナイダーしてもいいけどその前に痩せろと脳内指令(-_-)。あと雑誌読んで気付いたのだが読者鼎談義みたいなので当時の日本人女性が「お洒落で贅沢すぎる」と批判されていたのだビックリ。ファストファッションに馴れてしまうと日本女性ダッサと受け取りがちだがこの時代は贅沢は敵、ひっくり返って贅沢は素敵だった模様。

 

さて妄想ついでにコシノジュンコに加賀まりこといったら忘れちゃならない安井かずみ。当世話題のZOZOぢやないZUZUこと加藤和彦妻。1970年代の波に乗って『安井かずみがいた時代』注文して読みましたが。うううう久々に読後号泣しちまったよ(T_T)。夫婦っていったい何なんだろうと美しくも哀しい物語がそこにあったのだ。

 

同じ横浜で生まれ育ったからか独身時代のズズにめっちゃ共感してしまって。怖れを知らないハマッ子魂。ズズほど遊び狂ってなかったけど似た様なことやってましたんで(~_~;)。でも不思議なのはこの国ってどうしてツインというか対になる人が生まれやすいんでしょうね。ズズのツインは作詞家岩谷時子だね~。喰らい合う関係で無く対を維持する間柄。

 

ズズを知る人達の証言で構成されていたけど。加藤和彦と出会ってからのズズがいじましいっつか。実はこの関係が「二人でいて楽しくもあり苦しくもあり」だったとは。夫婦仲良しでよろしい、では済まない関係でね。興味ある方は読んでみてね。証言の中でひと際印象深かったのが吉田拓郎。苦手だったけどこの本でワタクシのタクロー株上がるの巻。

 

本の中でムッシュかまやつも良い事言ってたけど。タクローの「お前が育てたんだろ!」ってズズを叱る場面とかね。ハッとしましたよ。そうね男は何度も女に育てられるね~母であり恋人であり妻に接して(一人前の)オノコになるわけでしてね。別に(叱られた理由としての)加藤和彦が悪いわけでもないが、なんかこの一言がグルグル回る。ある意味、女にとって最高に創造的な仕事なのかも。

 

あとは複数の人が「ズズが今(平成)生きてなくてよかった」と。平成の時代を見せたくなかったと。なんか分かる(-_-)。太陽のように生きた人だからね。暗黒時代地獄時代は嫌だっただろうなと。長谷川良という人のコラムに『月の時代』が来るかもというのがあって。次の時代は月とな。闇を照らす月だそうで。確かにアノニマスとかそうだね~。暗部を照らす月。そこから行動する人々の時代が来るのか。

 

 

タイムマシンにお願いしなくても次の時代のキーワードが月の世界。発想の転換とか今までの常識(太陽)を反す月なのかね?というわけで本日も皆様ありがとうね。

 

 

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以上、2018年7月8日と8月17日の日記より

 

今回のキーワードになる昭和サイケデリックな時代を彩った女性二人、鈴木いづみと安井かずみですが。

私にとってのこの二人はもう何歳も年上の大人の女性でしたので、リアルタイムでの遭遇よりも彼女らが築いた伝説の方がまさに昭和元禄と呼ばれたあの時代を象徴していると思うのです。

 

 

というわけで、日記で語っていたドレメと装苑から数点、昭和な世界を紹介。

 

1968年9月号 表紙は小泉一十三

(ショーケン萩原健一の一番最初の奥様だったモデルさん)

 

 

 

るうのが語っていた

1980年代を代表するモデルの甲田益也子に

そっくりな大槻奈代子さん(装苑専属モデル)

 

これも大槻奈代子さん

 

 

昭和のママさん達は授業参観も

こんなスタイルで来ていましたっけ

 

 

GOGO‐Girl

 

 

サイケフーテン・ヒッピーヒッピーシェイク

 

 

人に歴史あり、山本耀司24歳学生

 

 

まさにズズといづみが居た時代のデザイン‐大人っぽい

 

 

ちびっ子るうのの永遠の憧れ

ラスト・タンゴ・イン・パリ風ファッション