こんにちは。

 

 

チームづくりコーチ・香西 拓也(こうざい たくや)です。

 

 

経営の成功の要素の53%は、経営者の情熱であると前回のブログで

記載をしました。

 

 

経営者の方とお話しをしている中で

「こちらの想いが伝わらない」

「どうしたら想いが一致出来るのか?」

と言った悩みの声を聞きます。

 

 

ある方は

「忍耐強く、何度も何度も」

「時間を掛けて伝えていくしかない」

とまでおっしゃいます。

 

 

確かに、経営陣の考えている事や会社が目指す姿について

伝えることは大切な行為です。

 

 

 

 

ただ、私自身それが全てなのかと言うと

どうも納得しないのです。

 

 

「本当にそれだけでいいのか?」

 

 

もう少しつけ加えると

「理念の浸透を図ることの目的は何のか?」

です。

 

 

そして、ここに経営者の錯覚と思い込みがあるのではないかと

感じています。

 

 

「理念の追究・達成」 = 「社員の人生の幸せ」

 

 

この等式が成立する確率は一体どれほどなのでしょうか?

 

 

私のチーム再構築コンサルティングで最初にお伝えすること

は「違い」です。

 

 

人はひとり一人「違う」存在であると言う事。

 

 

その中で同じ部分もたまたまある。

と言う事です。

 

 

だとするならば、経営者は、

「理念の追究・達成」 ≠ 「社員の人生の幸せ」

の視点に立ち、経営者の人生の目的、社員の夢

を双方がシェアし、尊重し合った上で、会社と言う

プラットフォームを活かすことを考え合う形が

自然な協働関係にあり、この協働関係が成り立つ時に、

社員の方々が会社の経営理念と向き合い、

受け取り、考え、行動していきます。

 

 

特に、「withコロナ」の流れに入り、

企業にとっては当面厳しい経営の舵取りを求められ、

不採算な事業の見直しや人員の整備も迫られます。

 

 

その中で

企業がこれから何を軸に経営を進めるのかと言えば

私は「経営理念」を軸に経営を進めていくことが

本筋であると考えます。

 

 

しかし、従来の考え方では「一方通行」な為、

社員の協力を得にくい状況であるとしか言いようがありません。

 

 

つまり、今日のテーマである「理念が浸透しない」と言う悩みから

開放されないと言う事です。

 

 

経営者も

社員も

そして、

会社も

「幸せ」になることが究極の目的です。

 

 

3者の「幸せ」の姿を共有することが

自然な流れなのです。

 

 

経営者の皆様は、社員おひとりお一人の「夢」を

ご存知でしょうか?

 

 

また、反対に社員の皆様は、社長の個人の夢をご存じでしょうか?

 

 

夢を聴く、夢を語り合う、社員さんとの対話の時間があることは

とてもいいことですね。

 

 

相手は聞いて貰えたと感じた時、

聞いてくれた相手の話しを聴こうと耳を立てるものです。

 

 

是非、まずは”聴き役”に徹してみて下さい。

 

 

今日も最後までお読み頂きまして、

ありがとうございました。

 

 

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